2007年4月25日水曜日

VirtueCode設立

リンク: 新会社の設立について.
既にプレスリリースで発表しましたが、香港にて新会社VirtueCode, Ltd.を設立しました。この新会社では、Second Lifeの3D空間を利用した風水・インテリア・不動産に関するサービスを提供します。Second Lifeはオープンソースへと移行した3D空間の新しいプラットフォームであり、aegifは今後も様々なオープンソースと関わりをもって、サービスを拡充していく予定です。



また、今回の新会社設立はオープンソース事業の展開ということ以上に、aegifメンバーのJoshuaによる新会社設立ということが、aegifにとって大きな意味のあることです。
優秀な人材がaegifに集い、aegifにいることでその能力を十分に発揮でき、その結果、社会により一層貢献できるという流れを作り出したいと考えています。優秀な人材による貢献がaegifの社内にのみ還元されるのではなく、お客様や社会に対しても還元されなければ意味がありません。



社内での事業化だけでなく、今回のように独立を支援し、まずは良いサービスを社会に提供し、その結果めぐりめぐってaegifにもいつか還元されるものだと考えています。映画「Pay It Forward」の思想ですね。
今後も、このように良いアイディアをもっている人を積極的に支援していきたいと思います。今すぐ起業を考えていなくても、アイディアを温めていて将来起業したいと考えている方、また、起業せずとも企業内で事業化し、リーダーとしてその事業を展開していきたいと考えている方は、是非aegifで一緒に働き、aegifを自己実現の場として利用していただきたいと思います。



  *aegifで働くことにご興味のある方は info@aegif.jp までご連絡ください。



(文責 Kano Shonosuke)



2007年4月13日金曜日

LinuxWorld Conference & Expo/Tokyo 2007 事前登録開始

リンク: LinuxWorld Conference & Expo/Tokyo 2007.



aegifが出展する予定のLinuxWorld Confernce & Expo 2007の事前登録が開始されました。入場料5,000円ですが事前登録すれば無料となりますので、ご検討している方は是非ご登録ください。



プログラム一覧 よりセッションの紹介を見ることが出来ますが、基調講演は以下のとおりとなっています。 



━━━━━
5月30日(水)
開幕基調講演 10:00-10:40
米Googleよりオープンソース業界のキー・パーソンが来日!
LinuxWorld Expo Tokyo/2007開幕基調講演
講師:Google Inc. Engineering Dept. Uber Tech Lead グレッグ・スタイン氏

━━━━━
5月31日(木)
基調講演 10:00-10:40
昨年1月のIPA OSSセンター設立からの活動報告を中心に、何故OSSを推進するのか?田代センター長にお話いただきます。
いま、なぜ、OSSなのか?
講師:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)オープンソースソフトウェア・センター センター長 田代 秀一氏

━━━━━
6月1日(金)
基調講演 10:00-10:40
インフラをサービスとして取りこむことによるスケーラビリティ問題の改善方法そしてスケーラビリティの新概念を検証いたします。
Amazonウェブサービスを利用したスケーラビリティ性の高いインフラの構築
講師:Amazon.co.jp Amazonウェブサービス日本担当 エマーソン・ミルズ氏


(文責 Kano Shonosuke)


2007年4月9日月曜日

Roadmap - Alfresco 2.X

リンク: Roadmap - AlfrescoWiki.
Alfresco2.1のリリース後、3.0が11月にリリースされる予定ですが、その間アドオンパッケージがいくつかリリースされるようです。前回に引き続き、AlfrescoWikiRoadmap情報からReleases 2.xのパートをご紹介します。
-----------------------
Releases 2.x (between May and October)
リリース2.1と3.0の間に、いくつかのアドオンパッケージをリリースパッケージとして提供します。
これはリリース2.0で提供されるパッケージング技術を利用します。
現段階で予定しているパッケージ:



  • 新しいWebサイトデザイナー




  • システム管理用インタフェース




  • カレンダー




  • レコード管理機能強化




  • Microsoft OfficeとOpen Office向けの新しいOfficeプラグイン




  • ブログ




  • E-mailリスナー


来年にはさらに追加される予定です。
(文責 Kano Shonosuke)



2007年4月3日火曜日

Roadmap - Alfresco 2.1

リンク: Roadmap - AlfrescoWiki.
Alfresco 2.0が既にリリースされていますが、AlfrescoのRoadmapによると、2.1のベータが2007年4月、リリースが2007年5月に提供される予定です。



Roadmapに記載されているRelease 2.1のパートをご紹介したいと思います。
-----------------------
Release 2.1 (Beta - mid-April / Release - mid-May)

リリース2.1は、WCM機能の追加、Web 2.0機能の追加および企業向け設定オプションの追加を行い2007年4月にリリースされる予定です。



  • Web 2.0コンポーネント
     Webクライアントの一部をコンポーネント化しWeb 2.0コンポーネントとして他のアプリケーションとマッシュアップできるようにします。




  • Officeプラグイン
     新しいWeb 2.0コンポーネント活用の例として、状況に応じたMicrosoftOfficeのタスクペインの活用があります。これはこのリリースのプレビューとして提供される予定です。




  • Webクライアント拡張
     新しい横断検索、多言語対応、フォームのメリットを得るため、Webクライアントのユーザインタフェースを機能強化します。




  • WCMの拡張
     ページレイアウト、サイト管理、配置、依存関係の管理を簡素化するための新しいツールをWCMに追加します。




  • Wiki
     他のオープンソースプロジェクトとのより密接な共同作業により、待望のWikiが利用できるようになる見込みです。




  • パフォーマンス
     このリリースではリポジトリ内のアイテム数5千万を目標に、パフォーマンスの向上を引き続き図っていきます。




  • Alfresco Networkプログラム
     法人顧客に対してアドバイス、情報提供、設定支援を行うNetworkプログラムに新しいを特色を追加します。ソースコードは利用可能としますが、情報は企業向けサポートとサービスを購入した人のみに提供します。




  • 100%Webサービス
     WebServiceのフル機能実装は作業が遅れてきました。しかし、現在では別サーバへ機能を分離するニーズが高まっており、対応を図っていきます。




  • OpenID
     認証プロトコルとしてOpenIDを追加することを検討しています。AOLやWikipediaなど他のサイトと同じIDを利用したシングルサインオンによってAlfrescoにアクセスすることができるようになります。ただし、CIFSへの対応は調査が必要です。




(文責 Kano Shonosuke)