2012年4月25日水曜日

パンク

暖かくなってきたので自転車通勤を再開したのですが、天候・仕事の都合・体調などの理由によって週一回乗れれば良い方、という状況が続いています。

電車か自転車か、の判断のタイミングは当日朝に改めてするのですが、その結論次第では、前日まで使っていたカバンとは別のものを持ち歩くことになるということもままあります。

何が言いたいかというと、自転車というものは、スペアのチューブや携帯用ポンプを持っていない時に限ってパンクするということです。ついでにいうとその悲劇がまさに今日起きたということでもあります。

実は、aegifのブロガーランチの日と決められている水曜日は技術系メンバーの週次ミーティングの日でもあります。今日はそのミーティングに間に合いませでした。このミーティングでは、一週間の作業内容と今抱えている課題を共有しています。内容や、頻度が、適切かどうかわかりませんが、今の所最大10人程度の技術系チームではそういう対面ミーティングを行っています。社内で情報共有を行うツールもあれこれと活用しているんですが、対面かつ定期的に実施というところがドライブする要素もある、とみなしているわけですね。

このあたりの議論は情報共有ツールの使い方の議論の中で改めてご紹介させていただくこともあるかもしれませんが、今日のところは遅刻の言い訳を優先してここで終わりたいと思います。

#久しぶりのiPadからの投稿なので署名は省きます




2012年4月13日金曜日

企業内情報システムにおけるユニバーサルデザインについて(?)

実は5年くらい前から持っていながら全然実行に移せていないアイデアなんですが、ECMのようにアクセス権管理を主とするシステムのUI設計には、ユニバーサルデザイン的なガイドラインを作る余地があるのではないかと思います。


「全体に公開」「グループにのみ公開」「自分のみアクセス可能」な情報・コンテンツは一貫して色分けしておくことで、アクセス時に直感的にその領域の管理状況が把握できるようになる。


のではないでしょうか。


ではどんな色に? と考えると、3段階の公開レベルですので青赤黄の信号機カラーにすれば良さそうです。それについては反対意見はあまりないのではないかと思います。しかし、ここで1つ問題があります。果たして最もオープンな「全体に公開」と、最も安全な「自分のみアクセス可能」はどちらが青(グリーン)であるべきでしょうか?


一般的には、前者の青(グリーン)とみなす人が多いかなとは思うのですが、(特にECMのインプリの現場では)自明だとは言えないのではないでしょうか。アクセス権の絞り込みを機密性の観点で、「部内費だからグループ限定」などの目的で設定している場合もあれば、情報共有の観点で「まだドラフト状態なので自分のみアクセス可能」という目的で設定している場合も両方あり得る、というような、ECM自身が抱えている各機能がリポジトリの上にのるアプリケーション・業務プロセスによって異なる使われ方をする、という特徴によるものであると思われます。(アプリケーションとしてもミドルウェアとしても利用される、と言い換えても良いかもしれません)


ということで、誰か先行事例があればそこにあわせようと思っていたのですが、なかなかこれというものに巡り会わないうちに、世の中がソーシャルブームになってしまいました。こうなってくると、部署内ではなく「友達」もしくは「友達の友達」への開示が「黄」ゾーンという形になるでしょうか? Google+のサークルの色分けが参考になるかとも考えましたが、やはり目的が違うのでスマートな印象の青や緑のタグがつくデザインになってしまっています。


ソーシャル系のツールが本格的に企業内に入ってきて、BYODも進んでいってしまうとなると、どの範囲でつぶやいているのか、つぶやかれているのか、を直感的に示すデザインには一層のメリットがありそうだと思うのですが。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2012年4月11日水曜日

ご無沙汰しておりました

独創性のない言い訳で情けない話ですが、公私ともに多忙を極めていたためまたもや2ヶ月も放置してしまっていました。その間に弊社のBloggerランチミーティングも曜日が金曜日から水曜日へと変わってしまったようです。


もちろん2ヶ月も間があけばその間にも色々なことがあったわけですが、中でもフォローの必要性を感じながらも手を付けられなかったのが、Alfresco社の日本法人設立と2つ前の記事でご紹介していたECM Summitでの講演です。


Alfrescoもいよいよ日本市場に本格的に力を入れることになりました。Alfrescoのパートナーとしての活動を始めてから6年以上たちました。ローカライズを中心とした作業から、トレーニングビジネス、OEM向けの技術コンサルを含む国内導入、サポートの代行、パートナーリクルートメントと本当に色々な形のお仕事をさせてもらいました。今後はAlfresco社がダイレクトにマーケティング活動などにもリソースを投入してくれるでしょうし、ますます活用の幅が広がっていくのではないかと思います。(そういえばLiferayも日本中心のAPAC担当者がアサインされたようです。日本語ができる方です。ここにきてまた動きが活発化しているように思います)


ECM Summitについては私が特に苦手とする多人数を前にした講演で、うまくまとめ切れなかったという反省が大きいのですが、イベントそのものについては成功と言えそうです。アンケートの結果や出席率を見る限り、国内ECM市場界隈で「ソーシャル」というキーワードを取り扱うことは決して時期尚早ではない、ということだと思います。事前の企画段階においては、そこは議論があったポイントでした。といっても、ネガティヴな意見表明があったわけではありません。JIIMA ECM委員会は日本参入前からKindleを所有している人が何人もいるような「新しもの好き」が揃った委員会で、たとえば最近ではビジネス系の講演イベントでもみかけるようなUstreamやTwitterハッシュタグなんかも何回か前に実施して出席者の反応の鈍さに萎える、という先行ぶりを見せてるくらいですので。(私は新参者なので、こんな形で知った風な口を効くべきではないかもしれないんですが、日本画像情報マネジメント協会という堅い名前から受けるイメージとは一線を画したチームである感があります)


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)