2013年11月4日月曜日

そして、自社セミナもやります

イベント情報 | お知らせ | aegif: "弊社が中心となり開発を進めているOSS(CmisSync, NemakiWare)の機能や活用方法、最新情報をご紹介いたします。また、両製品に共通するトピックであるCMIS規格の概要や動向についても、これまでオープンソースECMを扱ってきた弊社視点でご紹介させていただきます。ぜひ皆様のIT投資への一助としてご活用ください。 "





前回の投稿に続きセミナ関係です。



今月19日じ弊社主催のセミナを行います。これまで取り扱ってきているLiferayやAlfrescoの新しい活用方法ですとか、自社製品CmisSyncやNemakiwareについてのご紹介をさせて頂く予定です。



前回の投稿でご紹介したCMISがどんな規格かというような話も冒頭で少しご説明させて頂く予定です。



しかし、私自身が細かく決めているわけではないのですが、こういう企画というのは本当に難しいですね。ご紹介したいお話はたくさんあるのですが、なかなか絞りきれません。



どの分野でも同じかもしれませんが、とりあえず来て頂いて休憩時間などでお話するか、ご挨拶だけさせて頂いて後日詳しい説明をしに伺うか、というところで具体的に見えてくるものがあるのが実情だと思います。とすると、極論登壇時のテーマは何でもよい、もしくは見た目にキャッチーなテーマであるほど良い、ということになりそうですが、そこまで割り切って進められる程講演テクニックに自信がもてるわけでもないですし…



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)




2013年11月1日金曜日

ECMサミットで登壇させて頂きました

第10回 JIIMA ECM研究会のご案内: "ECM標準規格CMISの応用事例
��MIS規格を利用した自社製オープンソースソフトウェアである同期ツールCmisSyncと軽量リポジトリNemakiWareを題材に、この規格の成り立ちから各社製品サービスの対応状況などについても幅広く解説いたします。"



(Via ECMポータル.)



もう3週間も前のことになって完全に時節を外した感がありますが、ご報告です。それを言ってしまうと、Blog自体の放置期間はもっと長いんですが...



ECMサミットは私も参加しているJIIMA ECM委員会が主催しているシリーズセミナーで、IBMさんEMCさんをはじめいわゆるECM大手ベンダが一堂に会してプレゼンを行うという、ある種呉越同舟とも言える特徴的なイベントです。これまでのところ年2回のペースで行われていて、そのうち1回はJIIMAの展示会イベントであるeドキュメントJAPANのセミナー枠で開催されています。今回もそのeドキュメントJAPAN内の開催でした。



今回のECMサミットは、主要ベンダーが語るECMの最前線~入力からクラウドまで、コンテンツ管理の新潮流という恐ろしいタイトルで、果たして我々が主要ベンダなのかという大きな疑問も抱えつつお話をさせて頂くこととなりました。(実際には、これまであまりECM委員会では取り上げてこなかった、しかしトランザクショナル系のECMソリューションでは極めて重要な要素であるCaptureの部分、の製品紹介に重点が置かれていたので、私の所は言ってみればおまけみたいなものでしたが)



半分はECM委員の一人として、CMISの規格の概要を紹介しました。ECMポータルでも近いうちに資料のダウンロードが可能になると思いますが、要点としてはODMAとかJCRなど過去に普及に失敗した規格と違ってCMISは実際に活用されはじめていますよ、というようなお話をさせて頂きました。で、最後に弊社のCmisSyncとNemakiWareも具体例として概要を少しだけお話させて頂きました。



時間の都合もあって自社製品についてはほぼ口頭で説明するだけになってしまったのが残念でした。シンプルな製品なので少しでも感心を持って頂ければ後はいくらでも詳しい説明をしに伺うのですが…



ECM委員会のイベントはNo Showが少なく、真面目にアンケート回答を返して下さる方が多いのが特徴と言われていまして、今回も色々とフィードバックを頂きました。最後に出て来て国内では無名に近い「規格」の話しを駆け足ですることになってしまったので、用語説明等が不十分であったというご指摘を頂きました。確かに、「リポジトリ」という語を説明なしで使うのは、ビジネス系のイベントでは不適切だったかもしれません。これは以後気をつけたいと思います。



と思っていたところで、以前Alfrescoのトレーニングでご一緒したことがあるイタリアのPiergiorgio Lucidi氏が興味深い資料をslideshareにあげていたのを見つけました。個人的にはこの資料の一番面白いところは、彼がECMリポジトリのデータモデルが本来的にグラフ構造を持っていることだと考えているらしい点なんですが、今回の私の反省と関係するのは5ページ目の「What is a repository?」(リポジトリとは何か?)です。技術者向けのイベントで使い、slideshareにあげられるような海外の資料であっても、気を遣ってちゃんと定義・説明をするものなんですね、と。反省です。



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)