リンク: Roadmap - AlfrescoWiki.
Alfresco 2.0が既にリリースされていますが、AlfrescoのRoadmapによると、2.1のベータが2007年4月、リリースが2007年5月に提供される予定です。
Roadmapに記載されているRelease 2.1のパートをご紹介したいと思います。
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Release 2.1 (Beta - mid-April / Release - mid-May)
リリース2.1は、WCM機能の追加、Web 2.0機能の追加および企業向け設定オプションの追加を行い2007年4月にリリースされる予定です。
- Web 2.0コンポーネント
Webクライアントの一部をコンポーネント化しWeb 2.0コンポーネントとして他のアプリケーションとマッシュアップできるようにします。
- Officeプラグイン
新しいWeb 2.0コンポーネント活用の例として、状況に応じたMicrosoftOfficeのタスクペインの活用があります。これはこのリリースのプレビューとして提供される予定です。
- Webクライアント拡張
新しい横断検索、多言語対応、フォームのメリットを得るため、Webクライアントのユーザインタフェースを機能強化します。
- WCMの拡張
ページレイアウト、サイト管理、配置、依存関係の管理を簡素化するための新しいツールをWCMに追加します。
- Wiki
他のオープンソースプロジェクトとのより密接な共同作業により、待望のWikiが利用できるようになる見込みです。
- パフォーマンス
このリリースではリポジトリ内のアイテム数5千万を目標に、パフォーマンスの向上を引き続き図っていきます。
- Alfresco Networkプログラム
法人顧客に対してアドバイス、情報提供、設定支援を行うNetworkプログラムに新しいを特色を追加します。ソースコードは利用可能としますが、情報は企業向けサポートとサービスを購入した人のみに提供します。
- 100%Webサービス
WebServiceのフル機能実装は作業が遅れてきました。しかし、現在では別サーバへ機能を分離するニーズが高まっており、対応を図っていきます。
- OpenID
認証プロトコルとしてOpenIDを追加することを検討しています。AOLやWikipediaなど他のサイトと同じIDを利用したシングルサインオンによってAlfrescoにアクセスすることができるようになります。ただし、CIFSへの対応は調査が必要です。
(文責 Kano Shonosuke)