2009年9月30日水曜日

ソリューションショーケース


The Solution Showcase highlights how leading companies are solving critical business problems using solutions built with Alfresco.

[From Solution Showcase]

Alfrescoの公式サイトにソリューション事例を列挙するページができています。


実際に作り込みを行ったパートナの名前も出てきていますし、うちも何か事例を載せてもらうようにした方が良さそうです。


明日以降このBlogで、このページに載っているソリューションを面白そうな所から日本語で紹介していってみたいと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



ACTIVISION事例のその後


About Old School Techie

[From Great Webinar on Combining Drupal and Alfresco | Old School Techie]

リアルタイムでは参加できませんでしたがOpatarosのWebinarを視聴しました。WCMの方の事例ではなくDrupalとAlfresco DMを組み合わせたイントラネット構築の事例紹介でした。


CMIS(そういえばシーミスって発音するんですよね、SQLをシークルと発音する人達なのでそのまま真似をするのが妥当かどうかは議論の余地がありそうですが)を使っている よね。その意味でも注目の事例です。CMISはまだ更新がありそうな状況ですが、実際に事例化されていっているというのは非常に心強いです。


プレゼンテーション層はPHPベースのDrupalを使い、そこで提供されているモジュールも必要応じて積極的に採用する。コンテンツサービス層はAlfrescoを使い、安全性を高めるだけでなくワークフローなども担わせる。検索にはGoogle Search Applienceを使っている、ということのようです。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月28日月曜日

SharePointからGoogle Sitesへ


The Google Sites Data API has just been announced. But there's been a Google Apps Data API for awhile. One vendor has used this API to design a migration solution called SharePoint Move for Google Apps.

[From Google Goes After SharePoint with New Sites API]

Google SitesのAPIがバージョンアップし、コンテンツモデルに対するCRUD操作がやりやすくなっています。元記事はSharePointとの関係性を軸に紹介していますが、Web上にコンテンツを格納できてRESTful APIを使ってそのコンテンツに対する操作を行うというモデルはAlfrescoとも無縁ではありません。(CMIS一般の興味と考えるべきかもしれませんが)


Google SitesのData APIではなく、Google AppsのData APIを利用して、SharePointからGoogle Appsへ移行を行うプログラムを提供している会社もありますが、こういうAPIが普及してくると、単純にSharePointの標準機能を使って管理されているデータを移行するだけでなく、その上に構築されているアプリケーションなども移行対象に入ってくることになるんでしょうね。数年後には今のようにNotesやDocumentumなどをベースにしたアプリケーションの「新しい技術によるリプレース」だけでなく、SharePointからの「オープンな標準によるリプレース」の提案もしていかなければならなくなりそうです。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月26日土曜日

Packt社のアワード


“I am excited and honored to win the award,” said Potts, “especially because I know there were several popular and well-written books among the finalists.”

[From Packt News & Articles ]

Alfresco Developer Guideを執筆したJeff Potts氏が出版元のPackt社からAuthor of the Yearを贈られたようですね。確かに非常に良い本です。また、Alfrescoに対する関心の高まりをますます実感しますね。


ノミネートされていた執筆者とその著作のリストを引用しますと、



  • Drupal Multimedia by Aaron Winborn


  • Learning Drupal 6 Module Development by Matt Butcher


  • Learning Ext JS by Shea Fredrick, Colin Ramsay and Steve "Cutter" Blades


  • Object-Oriented JavaScript by Stoyan Stefanov


  • Service Oriented Architecture with Java by Vincenzo Caselli, Binildas A. Christudas and Malhar Barai


不勉強なことに一冊も読んでいませんが、どれも気になるテーマを扱っています。DrupalはAlfrescoとCMISを経由した事例があるので、うちでも是非取り扱ってみたいと思っています。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月25日金曜日

連休明け

さっそく、毎営業日更新という目標を忘れ、深夜をまわってしまいました。


明日からは頑張りたいと思います。


この大型連休は、社の中心メンバーが長期休暇をとって海外旅行に行ってしまい事務手続に若干の混乱が生じたり(成熟度の低い会社で申し訳ありません、、、ご迷惑をおかけした皆様、この場でもう一度謝罪させてください) 、トレーニングでシンガポールにでかけていたりと、にわかに海外づいている感じがします。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月19日土曜日

Amazon EC2上のイメージ公開


Alfresco Software Inc., the leader in open source enterprise content management (ECM), today launched its Cloud Content Application Developer Program.

[From Alfresco Launches Cloud Content Application Developer Program]

Alfresco社がAmazonEC2ベースのクラウドコンピューティングについて、アプリケーション開発プログラムの展開を発表しました。


今のところAlfresco Community 3.2の32bit版が、Ubuntu上にインストールされているイメージだけが公開されています。


CMISを使ったコンテンツ指向アプリケーションのプラットフォームとして活用してもらうことを狙いとしているようです。


そういえば以前CPU課金が基本のAlfresco Enterpriseのサポート料金算定が、仮想化環境のもとではどうなるのかをAlfresco社に問いあわせたところ、見かけ上(実質的な)評価、すなわち「もし通常のマシンでやっていた場合」におきかえて考えよう、という回答が返ってきたことがありました。(あくまで暫定的な処置というニュアンスだったと思います)


Alfrescoの場合クラスタ構成をとって複数サーバのサブスクリプションを契約しようとすると(ボリュームディスカウントがあるわけでなく)逆に1台あたりの単価が高くなるという価格構成になっています。これはクラスタリング構成をとった場合の方がサポートの負荷が高くなるというサービスの実態に即したシステムだと説明されていて、確かに一定の説得力はあるのですが、商習慣上は少し馴染みづらいものがあります。オープンソース製品をベースとしたサポートビジネスというのはやはりまだ試行錯誤である部分がありますし、仮想化・クラウドなどの環境変化を考えると、今後も色々とルールの変更が生じそうです。我々もこうした分野ではAlfrescoと緊密に連絡を取り合う必要があると考えています。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月18日金曜日

Alfrescoの重点提案領域

最近、Alfrescoの提案活動の中で、力を入れている分野をご紹介したいと思います。


1つめは、ILM連携です。情報流出リスクというわかりやすい「課題」に対するソリューションでもありますし、システム連携の容易性というAlfrescoのアドバンテージが活かせる領域だと考えています。実際、社内でもWebサービス連携によってPDFにポリシーを設定するデモ環境などを作って検証をしています。


2つめは、Webコンテンツ管理です。せっかくトレーニングの資格も取得しましたし、最近のバージョンでの性能強化が顕著であることもあって、ついに重点領域扱いをすることにしました。今まではほとんど情報発信もしてきませんでしたが、国内でも引き合いを頂くケースも出てきました。


3つめは、Lotus Notesからの移行です。弊社には幸いNotesに詳しい技術者もおりますし、海外での移行案件の事例・ノウハウの情報が手に入るようになってきています。Alfrescoに関しては目下国内SIパートナーを絶賛募集中なので、そういった方々と共同提案を行うにあたって好適なソリューションになるのではないかと期待しています。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)





2009年9月17日木曜日

『Enterprise Open Sourceの実力』

本日、表題の通りの題名の無料セミナを実施しました。


Alfresco - aegif、SugarCRM - オープンソースCRM、Pentaho - KSKソリューションズの3本の発表を行いました。当然、私が担当したのはAlfrescoの部分ですが、2つ程意識していままでの発表とは違う内容を織り込んでみました。


1つ目は、短いながらもWCMの紹介を挿入した、という点です。せっかく公式とレーナにもなったことですし、今後は国内での実案件に結びつけていきたいと思います。


もう1つは、事例紹介の比率を高めた、という点です。資料化してお配りすることはまだできませんが、関心を持って頂くに足るだけのインパクトのある事例に触れることもできたのではないかと思います。(時間が足りずに少しはしょったので、うまく印象付けられた、とも思えない状況ではありますが)


各方面との合意がとれれば、実事例についてこちらでも触れていきたいと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月16日水曜日

Twitterタグ #ECM #ERM #E20 #WCM


53 #ECM #ERM #E20 and #WCM Blogs to Watch -- From Twitter Followers

[From 53 #ECM #ERM #E20 and #WCM Blogs to Watch -- From Twitter Followers - Digital Landfill]

社員旅行に続けてお休みを頂いていました。小さな子供(2歳10ヶ月と8ヶ月)がいるので、月曜日もお休みして連泊する形をとりました。軽井沢というと、今まではどこかの帰りに寄るという感じでしか行ったことがなかったので、ゆっくりと見て回るのは今回が初めてでした。整備された「現役の」別荘地エリアが拡がっていて、商業施設も陳腐化・老朽化している様子も特になく、改めて軽井沢ブランドの力を実感しました。(ブランド力や、”一強”がカスタマベースや開発者コミュニティを事実上占有するという状況に結びつけて、何か我田引水的な話を展開してみようかとも思いましたが、せっかく堪能したリゾート気分に自ら水を差すのも野暮ですので、こういう感じにちらつかせただけに留めたいと思います。)


さて、引用先の記事ですがTwitter上で業界に絡んだキーワードでタグ付けされたポストをフォロワー数で並べたリストです。Alfrescoに関連したものが1位に輝いて(?)いました。Alfresco Blogsのうちの1つ、Alfresco from the trenchesです。筆者のPeter Monksは主にWCMを担当しているAlfrescoのサービス部門のメンバです。


最新のポストを見ると、Vignetteに対する墓碑銘(?)を見ることができます。


Twitterは個人では利用していますが、今のところaegifとしての情報発信の場としては使っていません。(個人のつぶやきも非公開にしています)。何が何でも新しいツールに飛びつけば良いというものではありませんが、こうしてぐずぐずしているとチームとして公開すべきコンテンツに乏しい組織なんではないか、と不安になる部分もあります。何か考えないといけませんね。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月11日金曜日

買収されたVignetteのその後

No Migrations, Not That Much Overlap



[From Open Text Starts Vocalizing Vignette Plans]

CMSWireにOpenTextの今後のWCM戦略についての記事が出ていました。


OpenTextは元々RedDotというWCM製品を持っていましたが、去年末あたりにそのブランドを棄てWCM Solutionsファミリという複数の製品群を展開するようになっていました。今回のVignetteの買収で、それらの製品群とVignetteの取扱がどうなっていくのかが注目されていたところです。


WCM製品というのは、バックエンドでDBMSをどう使うのか、配信時に動的なページ生成を行うのか(あるいは静的なファイルを出力することを基本とするのか)など、ECM製品以上にアーキテクチャのバリエーションに幅があります。RedDotとVignetteでは全く性質が違うので、既存の顧客ベースを考えると簡単に片方に寄せるということもできないと思われます。


とりあえずVignetteのブランドはRedDotと同様になくなってしまうことになりそうですね。双方のブランドの「歴史的な強み」を活かしつつあたらしい共通基盤を築いていくということのようです。(結局のところ、まだなにも言っていないに近いとも思いますが)


OpenTextはどちらかというとEnterprise 2.0だとかSocialの路線を中心に据えていると思っていたので、この流れは少し意外ですが、確かにIBM・EMCと比べてOpenTextがWCM分野の製品ラインの拡充で一歩先にでたような印象を持ったので、戦略としては正しいんでしょうね。後を追うOracleもWeb系の発表をしたばかりですし、AlfrescoもWCMとECMのバランスの良さが売りでもあるので、これからまた面白い展開があるのではないかと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月10日木曜日

「ECMパッケージ」シェア/キーマンズネット


ミック経済研究所の調べによれば、2008年度のECMパッケージ市場は、前年対比4.8%増の48.0億円となった。2009年度には更に6.0%増の50.9億円が見込まれる。




[From 「ECMパッケージ」シェア/キーマンズネット]

キーマンズネットでECMパッケージの国内シェア調査の結果が公表されています。


IBMが1位で2位3位がほぼ同率でOpenText、EMC、そこにOracleが続くという状態のようです。IBMは旧来のContentManagerと買収したFilenetの2本立てと考えれば良いでしょうか。(最近周囲ではContentManagerの話を聞くことがなくなりましたが、先日評価環境にAdobeのRightsManagementを導入したときにConnectorの同時インストールオプションを見ました。評価環境は最新のバージョンで構築しているので、まだまだ現役とみて良いということでしょうね)


不況下にも成長を続けたという点では、ECM市場が以前拡大傾向にあるということが言えると思います。各社とも「基盤」「連携」などの言葉が近況の説明として並んでいます。IRM以外も積極的にソリューション連携をはかり、Alfrescoの国内シェアを「その他」の中からすくい上げたいものですね。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月9日水曜日

eドキュメントJAPAN 2009

[From eドキュメントJAPAN 2009:47th 画像情報マネジメントショウ]


AIIMの日本版であるJIIMAのイベントが告知されています。一度、「オープンソースECMの紹介」ということで講演をさせて頂いたことがありますが、弊社はまだ(?)会員ではなく、出展もする予定がありませんが、ECMに深く関連する展示会としては国内で最大(というよりむしろ唯一というべきかもしれませんが)のイベントです。


9月には名古屋や福岡で「統合文書マネジメントのトレンド」というセミナーも開催されるらしいですね。


本当ならこういうイベントにもっと参加しなければならないはずなのですが・・・


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月7日月曜日

ecto購入しました

お陰様でお仕事が忙しくなってきたため、気持ちを盛り上げるという意味もこめて送金手続をとってしまいました。(ある種の衝動買いであることは、実感として間違いないと思うのですが、Web上でのこうしたやりとりにどの程度ストレス解消効果があるのかはわかりません。いや、そもそも本当に衝動買いがストレスと結びつく行動なのかどうかもよくわかりませんが)


個人でアカウントをとっているサービスに対しても、このツールで情報発信をしていきたいと思います。


ectoの良いところはまず対応しているサービスが多いところだと思います。Amazonアフィリエイトをしている人にはそれ専用の支援機能もあるようです。(私はやっていないのでわかりませんが)


HTMLのビューと入れ替えながら作業できるのも、安心感があります。


ただ、WYSIWYGモードの作業では文字修飾(引用や箇条書きも含む)を指定する時の挙動が直観的ではないように思います。また、最近デフォルトのブラウザをOperaにしたのですが(概ね3ヶ月に1度くらいでメインブラウザを入れ替えることにしています)、ブックマークレットがそのままではうまく動作しませんでした。


もうしばらくの間は意識して運用方法を練り込んで行きたいと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月4日金曜日

新しいオープンソースポータル

[From GateIn Portal - JBoss Community]


JBossグループが新しいポータル製品についての発表を行っています。eXoシリーズの1製品としてeXo Portalを開発してきたeXo社と、JBoss PortalのJBossが、共同で新しい製品を作り上げていく、という試みのようです。製品名はGateIn Portal、だそうです。


Alfresco からみた場合、かつてはJBossバンドル版にはJBoss Portal経由でAlfresco Portletを表示するという設定が標準化されていましたが、最近ではLiferayと連携してシングルサインオンを実現する、という事例の方が圧倒的に多かったのではないかと思います。やはり、JBoss Portalには出来合のポートレットが少なく、インストールしただけである程度使えてしまうLiferayの方が連携のデモを行う上でも見栄えが良いので、我々もそちらのパターンの方がどちらかといえば馴染みがあるというのが正直なところです。


今回、GateIn PortalでもAlfrescoやJasperとの協力体制が発表されています。具体的に動くものが見えてきた段階でまた細かいところをご紹介したいと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



"Alfresco 3"本の書評

[From Open4Dev - Piergiorgio Lucidi's Website - Journal - Alfresco 3 ECM Implementation Book Review]


ミラノ出張の時に一緒にコースを受けたイタリアSourceSense ローマ本社のPiergiorgio Lucidi氏がBlog上でレビューを発表しているのを見付けました。(5日間一緒に作業をし、宿も同じで朝食もほぼ一緒にとっていたのですが、最後まで彼の名前を発音することはできませんでした)


今少し時間がないので、彼が内容の紹介ではなく彼自身の評価として語っていた部分を抜き出しますと、



  • リポジトリの設定とWebクライアントの設定をしっかり峻別できるような説明になっていないのは良くない。


  • 管理者向けなのに突然開発者的なサンプルが入ってくるのには違和感がある。


  • CMISやShareについての言及がしっかりされているのが嬉しい。


  • 「第6章 Implementing Business Rule」はフォルダ構造とルール機能やJavaScriptを組み合わせてビジネス要件を実現していくやり方がわかりやすくまとめられていて、素晴らしい。


  • マルチテナントについてはよく知らなかったので勉強になった。


  • 総論としては、非常にお勧めできる本である。


、、、翻訳しないといけないですよね。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)




2009年9月3日木曜日

InfoWorldのベストオープンソースソフトウェア大賞




[From Best of Open Source Software Awards 2009 | Open Source - InfoWorld]

今年もInfoWorldのBest of Open Source Software Awardsが発表されていますね。(表題は適当に訳したものにしてみました。もしかしたら定訳があるのかもしれませんが)


残念ながら、今回はAlfrescoについてはIntalioとの絡みでしかでてきていない様です。


昨年に比べてERP製品がまた存在感を増しているような印象です。不況の影響で再度注目を浴びたということなのでしょうか?



  • Compiere


  • DimDim


  • Drupal


  • Intalio


  • Jasper


  • Magento


  • OpenBravo


  • Pentaho


  • Piwik


  • SugarCRM


  • Wordpress


会議システムのDimDimの名前があがっていますね。昨年来の注目株で、弊社も遠隔拠点を作った時には是非導入してみたいと思っていました。ボストンのオフィスと直接やりとりをした方からうかがった話によれば、かなりフットワークの軽い会社のようなので、システム連携などを含めて面白い取り組みができるかもしれません。(遠隔地拠点、とまでいかなくても在宅ワークのサポートとしても使えるでしょうし)


不勉強なことに、Piwikだけは評価もしたことがありませんでした。アクセス解析のツールで、phpMyVisitesの後継なんですね。Google Analyticsもとりあえず導入するだけしてまともに活用できていない状況なので、まだすぐに手をつけるということはないと思うのですが、名前だけは覚えておきたいと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月2日水曜日

Alfresco CMIS- Now and Nextの話




[From Alfresco CMIS » Blog Archive » Alfresco CMIS Implementation - Now and Next]

数少ないリクエストにお応えするためにCMISの話を。


とはいえ先日の0.62以後は特に表立った発表はないので、Alfresco BlogのCMIS関連ポストのうち比較的新しいものをご紹介したいと思います。6月24日の記事ですね。


まず、その時点での「今」の話から。だいたい以下のようなことが書かれています。



  • 3.2 LabsのSVN HeadのバージョンでCMIS関連の機能が強化されました。v0.61の必須機能とオプショナル機能の大部分を実装しています。


  • 表面上だけラップしたものではなくエンジンの深いところから対応させています。


  • ActiveVOSのエンジニアにも「Alfresco CMIS Service just works」と高評価を受けました。


  • テストツールも作って品質向上に努めています。他のCMIS実装とも共有できるかもしれません。


  • 特に「売り」なのがクエリ機能です。(Joinには非対応ですが)


  • SQLクエリの中でAlfrescoの新しい全文検索クエリ言語であるAlfresco FTS Languageを使うこともできます。しかも、この言語セットはAlfrescoリポジトリから離れてスタンドアロンでも利用可能です。


そして、「次」の話。



  • とにかく、Alfrescoとしては積極的にCMISに投資しています。


  • CMISのAPIとSURFプラットフォームを活用してAlfresco Share上にレコード管理のアプリケーションを構築しました。


  • これによりAlfresco以外のCMISリポジトリにShareからアクセスする、という図式にも一歩近づいたといえるでしょう。


ということで、技術的には結構面白いことになっているのではないかと思います。個人的にはFTSの方が気になりますが(DocumentumでいうところのDQLのRepeatフィールドみたいなことができるということでしょうか?)、元記事が強調しているのは「次」の方でしょうね。実際、このCMISクライアントとしてのAlfresco製品という取り組みに関しては、専用のスライドまで用意されています。余裕があればこれも日本語化したいですね。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月1日火曜日

Blogエディタ変更


Mac OS X用のBlogエディタとして先日まで利用していたkakuではなく、ectoの試用版を使ってみることにしました。


Typepadだけを使っている分にはxml-rpc対応のkakuで十分なのですが、atom APIのみに対応しているサービスも利用してみようと考えているので、双方に対応したBlogエディタが欲しくなってきました。(markdown記法なども使えるkakuは非常に優れたソフトウェアだと思います)


#本当はリクエストに応えてCMISの状況を伝えるべくこのツールを立ち上げたのですが、ネットワークの状況が思わしくなく、CMIS Projectにうまく接続できませんでした。明日あたり、再度挑戦したいと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)