2015年6月16日火曜日

今年も超交流会に行ってきました

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ということで、前回予告した通り、京大情報学同窓会 超交流会に行ってきました。

予想を上回る大盛況

最初から最後まで話を聞いてくれたのは、2人かな。それでも歴代最少にはなってないらしいです。恐ろしいイベントだ…

旧交を温めることもできたし、仕事上でもストレートに参考になる話も聞けたので、もちろん行って良かったですけどね!

印象に残った話

と言ってもこういう所に書いてよいものかどうか悩ましいのも結構ありました。

佐賀県の救急車にiPadを載せた話の詳細パワーアップ版の裏に垣間見えた、アイドル研究会の矜恃とロマサガ世代の拘り(こちらはプレゼン以外のところで聞いた話ですけど)は熱かった。この話はあちこちで吹聴したい。

もう1つは、「闘争」としてのサービスの山内先生の講演。

サービスは高級になるほど、笑顔、情報量、迅速さ、親しみやすさなどの所謂「サービス」は減少します。これらの「サービス」はサービスの本来の価値を低下させます。

寿司屋での客の緊張感などを、定量的に分析していった話が本当に面白かった。この闘争の構造に対する感度には個人差があるよな、っていうのが店員恐怖症患者としての反射的な感想だったけど、お仕事的にはこの議論がSIやコンサルなどの「サービス」に関する組織的購買活動に対して当てはめるとどうなるのか、がもの凄く気になるところ。

でも、すきやばし次郎のエピソードで始まって、「(お造りを)切りますか?」に対して「はい」はWrong Answerで、何を出して欲しいかちゃんと答えないといけない、その時点で不慣れな客と見なされる、、、なんて説明が入ると、ニンニクいれますか?という呪文だけが脳内を駆け巡ってしまいますよね。

突っ込み待ちかと思いながらも、耐えきれずについ質問して確認しちゃいましたけど、確かにラーメン二郎の話はよくこのテーマを聞いた人からは言われるらしいです。が、二郎プロトコルに対してそこまで明確な意図があったわけでもないそうです。

(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)

2015年6月3日水曜日

セミナー続き

JIIMAセミナー2015 クラウド・ビッグデータ時代の文書情報マネジメント~加速する紙から電子の社会~: "AIIMカンファレンス視察で捉えた米国ECM業界の最新動向と方向性"

またまた、間が開いてしまいました。5月はまるまるお休みだった格好ですね。

↑のリンクにある通り、先日JIIMAセミナーでAIIMカンファレンスについての報告をしてきました。月刊IMへのレポート提出も済んだのでようやく一段落と言ったところです。(ちょっとペースがのんびりしすぎてる気もしますが)

今月は、本日自社で開催するミニセミナーに加えて、京大情報学同窓会超交流会もあるので、なにやらセミナー続きという印象です。喋ること自体は嫌いではないのですが、人前となると緊張してしまうので、講師仕事は全く得意ではありません。上手な人達に聞くと、とにかく練習・リハーサルが大事ということらしいんですが、そういう事前の準備をしっかり積み上げていく、という行為自体が、人前で話すことよりももっと苦手なので、どうしようもありません。

派手なところに地味な話をしに行きます

というわけで、超交流会に対する意気込みなのですが、私の講演タイトルは「領収書が『PDF保存』で良くなるゾ! (仮)」です。先輩に(押し)つけて頂いたものに何の反応も返せぬまま今日に至ってしまったため、(仮)すら取れていません。地味なテーマに勢いだけ乗っけて頂いていますが、他の講演プログラムにIoTだとかグローバルスタートアップだとか「未踏」経験者だとか、見目麗しい感じのキーワードが並んでいるのに比べると恐ろしく地味です。本当に聞きに来てくれる人はいるのでしょうか?

(本当に正直なことを言うと、私は同じ時間に設定されている講演を聴きに行きたいです。2つあってどっちも魅力的)

話す内容はこれから考えますが...

e-文書法関連の税務関係書類スキャナ保存の要件緩和、というJIIMAとしても今最も熱い話題を中心に話をすることはタイトルがこうなっている以上間違いありませんが、果たして超交流会に来るような人にとって興味がある話題かというと、なかなか難しい気もします。(あえて、魅力的な他の2つに行かずにこちらに来るという意味では、それはそれでありな気もしますが)

前回の超交流会では、B2BのITビジネスについてのパネルディスカッションに参加させてもらい、その後も色々とフィードバックをもらって勉強になったので、もう少しそちらの方面の話を膨らませたいという気持ちもあります。

昨今では食傷気味の話題である日本のSIer中心のIT業界の構造、ガラパゴス云々のテーマとも近くなりますが、スキャナや文書管理の業界から見ることによって際立つ日本市場の特徴というのもあるので、そのあたりを具体的に紹介できれば、なんてことを考えています。

ということで、当日お会いできる方、よろしくお願いします。(こっちに来てね、とは申しません。あくまで)

(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)