ということで、前回予告した通り、京大情報学同窓会 超交流会に行ってきました。
予想を上回る大盛況
最初から最後まで話を聞いてくれたのは、2人かな。それでも歴代最少にはなってないらしいです。恐ろしいイベントだ…
旧交を温めることもできたし、仕事上でもストレートに参考になる話も聞けたので、もちろん行って良かったですけどね!
印象に残った話
と言ってもこういう所に書いてよいものかどうか悩ましいのも結構ありました。
佐賀県の救急車にiPadを載せた話の詳細パワーアップ版の裏に垣間見えた、アイドル研究会の矜恃とロマサガ世代の拘り(こちらはプレゼン以外のところで聞いた話ですけど)は熱かった。この話はあちこちで吹聴したい。
もう1つは、「闘争」としてのサービスの山内先生の講演。
サービスは高級になるほど、笑顔、情報量、迅速さ、親しみやすさなどの所謂「サービス」は減少します。これらの「サービス」はサービスの本来の価値を低下させます。
寿司屋での客の緊張感などを、定量的に分析していった話が本当に面白かった。この闘争の構造に対する感度には個人差があるよな、っていうのが店員恐怖症患者としての反射的な感想だったけど、お仕事的にはこの議論がSIやコンサルなどの「サービス」に関する組織的購買活動に対して当てはめるとどうなるのか、がもの凄く気になるところ。
でも、すきやばし次郎のエピソードで始まって、「(お造りを)切りますか?」に対して「はい」はWrong Answerで、何を出して欲しいかちゃんと答えないといけない、その時点で不慣れな客と見なされる、、、なんて説明が入ると、ニンニクいれますか?という呪文だけが脳内を駆け巡ってしまいますよね。
突っ込み待ちかと思いながらも、耐えきれずについ質問して確認しちゃいましたけど、確かにラーメン二郎の話はよくこのテーマを聞いた人からは言われるらしいです。が、二郎プロトコルに対してそこまで明確な意図があったわけでもないそうです。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)