2014年11月15日土曜日

ワークショップに参加するためにまた京都へ

11月12日にMIJS京都ワークショップ2014に行ってきました。今回のイベントは、パートナーでもあり大学院の先輩の会社でもあるクエステトラさんが幹事をやられていたそうです。

うちは(まだ?)MIJS会員企業ではないので、あくまで一般参加です。

MIJSはその名もMade in Japan Softwareコンソーシアムという組織で、圧倒的な輸入超過状態にある日本のソフトウェア産業の担い手達が、切磋琢磨しつつ海外市場へ乗り出していくためのグループ、、、だそうです。

大規模向けの業務パッケージソフトウェアは基本的に海外製である、というお話は実は私も折に触れてあちこちでさせてもらっていますが、それはあくまでパッケージソフトウェア導入コンサルティングという仕事の内容や特徴を説明するためであって、主体的に「自分達が日本製のソフトウェアを盛り上げていく」という立ち場にたって考えるということはほとんどしたことがありませんでした。(そもそも、自社でパッケージソフトウェアを開発するという、という立ち場にたったのも最近のことですし…)

日米の市場を比較して、日本ではパッケージソフトウェアそのものがほとんど導入されていない! というお話がありました。私自身はERPのトレーニングを受けてその導入プロジェクトに参加した後で、そこからECMに流れていったので、「日本ではERP(やCRM)はちゃんと入ったのに、ECMは全然売れていない!」という枠組みで考えがちでしたが、もうちょっと視野を広げるとそもそもパッケージという枠組み全体での日米格差っていうのは確かにあったわけです。この辺はECMのことをよくご存じでない方々とお話する上では改めて留意すべき点であるように思いました。

あ、でもうちの製品はむしろ海外からの方が買ってもらってますけどね! って全然規模が小さいわけですけど。

(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)