2014年11月9日日曜日

騎士団の招集に応じて(?)

OOTB!

OOTBという文字の並びを見ると、私の場合は『アウト・オブ・ザ・ボックス』かな?と思います。パッケージ製品をカスタマイズせずに利用する、というニュアンスの言葉で、いわゆるIT系の人が相手でも通じるとは限らない表現である気もします。(Python界隈の人だと『バッテリーインクルーデット』っていう別の表現もありますが、あくまで「カスタマイズ」の有無に関するものなので、実際には全然違う意味で使われる言葉になっています)

さて、妙な前置きが長くなってしまいましたが、パートナーシップは解消したものの依然として弊社のビジネスの中核を担う技術であるAlfrescoのお話です。

ここをご覧になっている方は大抵よくご存じであると思いますが、弊社がそのパートナシップの環から外れた後もAlfrescoは順調に業績を伸ばし、経営陣も入れ替えてIPOに向かって邁進し、業界に確固たる地位を築いています。国内でもパートナー企業が増えているので、以前に比べより多くの人にその情報が届く状況になってきたかと思います。

ハイブリッドクラウド構想とハイエンド指向を推し進め、大規模案件でも不安のない製品としてのポジションをオープンソース製品が勝ち得たことは非常に大きな意味があると思います。

そうした派手な方向とはまた別の指向で、そこまで大規模ではない事案へのフォローですとか、開発者コミュニティの育成という意味でのコミュニティの活性化という面でAlfrescoが話題になることはこれまであまりなかったように思います。強いて言えば、ecmarchitect.comの管理人でコミュニティアワードを受賞していたジェフ・ポッツ氏がコミュニティオフィサーという肩書きでAlfrescoにジョインした時くらいでしょうか。(そのジェフさんも先頃退職されてしまいましたが)

蜂の騎士団の結成

ようやく本題です。OOTBとはOrder of the beeの頭文字を並べたものです。ハリーポッターのフェニックス騎士団と同じ訳し方をするのであれば蜜蜂騎士団、という感じでしょうか。Alfresco Software社とは独立した形でAlfrescoのエコシステムを成長させていくために集ったコミュニティメンバーの組織です。その中には顧客側の人もいれば、Alfresco Software社の社員もいます。独立したエンジニアもいれば、我々のような会社もいるようです。

私自身も個人の名前で登録してもらっていますが、会社もプロフェッショナルネットワークのページに載せてもらいました。再びアジア初だったみたいですね。

(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)

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