現在、AlfrescoのCommunity Network版ではSSLの利用に制限があります。
(例えばバンドルされているtomcatなどの)アプリケーションサーバでSSLの設定を行なえば、SSLアクセスを実現すること自体は可能です。しかし、Community Network版では画面最下部にww.alfresco.comドメインに置かれているロゴ画像が設定されているため、httpsアクセスをして取得したページの中に通常のhttpアクセスで取得した画像ファイルを埋め込んだ表示をする形になってしまい、IEでは毎回警告のポップアップが表示されてしまいます。(Firefoxではこの種の警告は発せられません)
これは無償利用可能なCommunity Network版の利用状況をAlfresco社で把握するための処置であると考えられます。ですので、ライセンス上勝手にこのリンクを外すことは出来ません。
また、利用状況があらかじめ明らかである有償サポート版では、このロゴの部分はwww.alfresco.comからではなく、各サーバのローカルに保存されたファイルを利用する形になるので、この問題は発生しません。(現状では、Community Network版でSSL利用を行なう場合はクライアントをFirefoxにするか、WebDAV等でのアクセスのみを前提とせざるを得ないようです)
(文責 Ishii Akinori ITC)