リンク: Trends: Documentum|EMC to offer embedded ECM.
リンク:Buzzing About The EMC Announcement About An Emmbedable ECM Platform
EMCがDocumentumのOEMバージョン(組み込みバージョン)について発表したことを受け、ECM関連のBlogやニュースサイトが一斉に反応しているようです。
商用ECM製品再編の流れの一環であると考えられますが、批判的な見方としては「位置づけが曖昧で他社への追随にしか見えない」、好意的な見方としては「SAPなどの自社製品へのECMの組み込みを検討しているはずのベンダーの反応が見ものである」、といった意見が出ています。
ECMを単体で考えるよりも他のシステムの基盤と位置づけて包括的なデータ管理を実現する、というビジョン自体は説得力のあるものだと思いますが、「ソフトウェアの一部品となること」「高い(データの)管理精度を保障すること」「そしてその精度を維持するためのサポートサービスをビジネスとして成立させること」の三点の両立は大きなチャレンジではないかと思います。追ってより詳しい計画や事例などが発表されるのではないかと思いますが、楽しみですね。
(文責 Ishii Akinori ITC)