Alfresco CTO兼会長のJohn NewtonとCMO(マーケティング責任者) Ian Howells が対談形式のpodcastで次期バージョンについて語っています。
この秋の公開が予定されている次期バージョン1.4はInterwoven組の成果であるWebコンテンツ管理が目玉であるという話でしたが、今回の説明ではそれと同等かそれ以上にレコード管理やXFormsの話題に力点が置かれているようでした。
レコード管理はSarbox対応の文脈でも注目されるところですし、DoD 5015.2準拠に準拠した初のオープンソース製品になりそうだということでかなり力が入っているようです。XFormsに対応した書式を自由に作成、強化されたワークフローを通じて情報を入力・確定させて、レコードとして永続的に保管、という図式がまもなく実現されることになります。
まだ確定ではないのかもしれませんが、Webコンテンツ管理においてもサイト全体のSnapshotを取るなど、管理面での高度な機能がいろいろと提供されるようです。
また、これまでも機能強化とともにパフォーマンス面も改善されてきてはいましたが、今回は最近導入されたベンチマーキングを活用しつつ大容量のデータの安定的な取り扱いについて著しい改善が見られるようです。
新バージョンについてもまた新しいことが分かり次第、取り上げたいと思います。
(文責 IShii Akinori)