おはようございます。aegif 技術担当役員の石井です。
おかげさまで弊社もいくつものプロジェクトを並行させる状況となり、現場仕事に忙殺されてしばらく投稿できませんでした(完全にマーケティング担当の加納にまかせきりでした)。最近になってようやくペースを摑めてきましたので、今後はもう少し技術トピックも投稿していきたいと思います。
ここ数ヶ月の間はいわゆる日本版SOX法のお仕事が大きなウェイトを占めていました。今後もしばらくその状態は続くと思います。と、いう書き方をしてしまいますと、『SOX法対応ソリューションとしてのAlfresco』の話をしていると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、現時点では弊社としては特にそういう形でのプロモーションはしておりません。
我々はAlfresco社のパートナーであると同時に、会計とITのコンサルティングファームでもあります。日本版SOX法関係のお仕事はあくまで内部統制のコンサルタントとして参画させて頂いております。今はまだ各社とも内部統制についての方針を決め、自社の業務を可視化し、改善の必要があるポイントを絞り込んでいる段階です。Alfrescoなどの文書管理、コンテンツ管理を強化するソフトウェアの導入という具体的施策を検討するのはまだ時期尚早である、というケースがほとんでではないかと思われます。
また、Alfresco社もあまりそういったプロモーションはしていないようです。というのも、AlfrescoのようなECMツールの場合、「監査証跡・ログ」「バックアップ」「アクセス制御」「バージョン管理」などの機能はいわば従来から出来て当然の標準機能であり、SOX法対応などのキーワードに絡めるには、新鮮味に欠けるという事情があるような気がします。このあたりの話題については具体的な事例が出始めた時点で、またあらためてご紹介したいと思います。
(文責 Ishii Akinori)