CIGNEX Contract Lifecycle Management solution enables people in various departments within the corporation to work on contracts following Contracting Process, ensuring Contract Compliance and adherence to corporate guidelines on contract management and approval authority.
[From Contract Lifecycle Management Solution]
ソリューションショーケース2つ目は、インドのCIGNEXです。トレーニングなどでここのエンジニアと同席したことがあります。Liferay連携やWCM案件などでも名前をよく聞きますね。
改行がすべてはずれていて読みづらいのですが(2009/10/02現在)、Insight Now原稿の転載をしたときには私も同じミスをしているので、文句は言いづらいですね。
今回紹介されているのは契約書ライフサイクル管理ソリューションということのようです。契約書の作成、交渉、実行、管理そして分析までを一元的に管理、と書いてあります。
- データ移行のツールをつかって既存の契約書のデータも一括で取り込む。
- 契約書のテンプレートを整備して業務効率をあげるとともにリスクを低減する。
- 複数言語バージョンがある契約書の管理にも対応する。
- 契約書のファイリング、ドラフト作成やレビューに関するワークフローのベストプラクティスを導入する。
- 契約書に使われる用語の一部をキーワードとして登録しトラッキングを可能にする。
- 全文検索可能にする。
- 適時メール通知を行う。
などの特徴が列挙されています。
契約書はコンテンツ指向のビジネスプロセスの例としては典型的なものの1つですね。ワークフローというとまず稟議書が具体例として提示されることが多く、それはそれで効果的で適合性が高い分野ではあるのですが、社内稟議であれば文書の様式自体を自由に決めることができるので必ずしも非定型データとしての文書に拘る必要がないとも言えます(RDBベースの定型データに帰着しやすい)。それに対して契約書は他社との間の取り決めであるため、文書の形をとる必要がありますし、その体裁も相手によって千差万別です。ECMの活用例として参考になると思います。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)