2010年8月24日火曜日

Paul Hampton » Blog Archive » Alfresco Product Naming and Numbering


people asked what happened to versions a, b, c, d, e and f!

[From Paul Hampton » Blog Archive » Alfresco Product Naming and Numbering]

先日、最近Alfresco社に参加したメンバーに二人のBarryさんがいらっしゃって混乱してしまったというお話をさせて頂きましたが、その話題の折に、彼らから、今ではJohnが4人(社長と会長もJohnですからね)、Helenも4人いると聞きました。なので、来日したJohn JaquetteさんはJJと呼ばれているそうです。John NewtonはJN、John PowellはJPだそうです。その時、PHとPHHがいる、という話も出たんですが、そのPHの方がPaul Hamptonさんですね。


Alfresco Blogsでバージョンナンバーの話をしています。基本的にはCommunityであればメジャーバージョンとマイナーバージョンとビルド番号をピリオドでつないだものが、EnterpriseであればさらにHotfixの番号をつないだものがバージョンラベルとなるのですが、おそらくはマーケティング上の都合で、3.2rですとか3.3gなんていうバージョン記号を目にすることがあります。3.2rのrはレコードマネジメントの、3.3gのgはGoogle Docsの頭文字で、その時もっとも強調されていた新機能を表現したものでした。その他にもLabs、Community、Alfresco DM、 Alfresco Explorerなど混乱を招きそうな表現がこれまでもたくさんありました。(多分今後もいろいろとあるのではないかと思います)


次のCheetah(OSXの様ですね)は3.4として近いうちに(next few month)リリースされます。DBアクセスの改善やTikaの採用など、技術的におもしろい要素が沢山あります。ロードマップの内容もまた近いうちにご紹介しなければなりませんね。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)




2010年8月20日金曜日

Alfresco APAC拠点の拡充

今日は来日中のAlfresco社カスタマサービス担当VP Barry Duplantis氏と、技術サポートリーダ John Jaquette氏に同行して、いろいろなところへご挨拶に伺わせて頂きました。


実はBarryさんというお名前だけ伺っていたので、昨日ご紹介したオーストラリアとニュージーランドの地域マネージャのBarry Costin氏と勘違いしていたのですが、別人でした。今回お会いしたBarryさんはかつてRedhat社に勤務していたころに日本に何度か来たことがあるそうです。オープンソースのビジネスに長く携わってきたという立場から、サポート付き有償版とサポートのない無償版の棲み分けなどの話題についてもいろいろと具体的な事例を交えて話ができるのは大きな強みであると感じました。頼もしいですね。(具体的な事例、がどこまで勝手に引用して良い話なのかが判断つけづらいのが残念なんですが)


John Jaquetteさんはこれまではアメリカで活動していましたが、今後はシドニーに移り住んでアジアパシフィックでのAlfrescoのプレゼンス強化をエンジニアリングの面から支援していく形になるようです。こちらも心強いお話です。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)




2010年8月19日木曜日

Alfresco Names Barry Costin as Territory Manager for Australia and New


Our ANZ business has now reached a point that we need a serious field sales presence

[From Alfresco Names Barry Costin as Territory Manager for Australia and New]

シドニーにアジアパシフィックのサポートセンタを設置し、現在この地域に対する積極的な投資姿勢をみせているAlfresco社ですが、新たにオセアニア地域のマネージャとしてBarry Costin氏を招き入れたそうです。英語圏ということもあってオーストラリアとニュージーランドでの導入は日本よりもかなり進んでおり、サポートセンタの責任者であるWardさんも近いうちにセールス面の人員を強化しなければならない、という話を先日の来日されたときにしていました。その方向で実を結んだのが今回の人事と言うことでしょう。


Barry氏はOracleのコンテンツ管理やポータル製品のアジアパシフィック地域セールスマネージャや、SPSSのアカウントマネージャ、Microsoftのパートナーシップのマネージャなどを経験した実績のあるセールスマネージャだそうです。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2010年8月13日金曜日

IFRS of the day: 「現場で使えるIFRS導入の実務」好評いただいています


[From IFRS of the day: 「現場で使えるIFRS導入の実務」好評いただいています]

またしばらく放置してしまってましたが、Blogの更新を再開したいと思います。


先月末に本が出ました。同僚の野口との共著(と言っても、ほとんどすべて彼女の成果なんですが)で、日本実業出版社から「現場で使えるIFRS導入の実務」という書名で出ています。


私自身は普段は情報技術の話ばかりをしていますが、うちの会社は社長も公認会計士ですし、会計コンサルティングの会社でもあるわけです。IFRSは会計分野から派生してITの領域でも無視できない影響を及ぼすだろうと言われています。ちょうどここ数年のJSOXの動きと重ねて見ている人が多いのではないかと思います。


我々も内部統制のコンサルティングという形で本当に多くのお客様のお手伝いをさせて頂きました。その中で、「本当に内部統制のために外部コンサルを雇う必要があるのか(あったのか)」、という問いに対して、常に答えを返せるようでなければならない、と考えて来ました。直接内部統制に関する作業に携わっていない意志決定者や協力部門の責任者の方々に対して十分な説明責任を果たすことができなければ、プロジェクト作業そのものが阻害されてしまう、という実務的なレベルでの必要性もありますし、コンサルティングというサービスの根幹に関わる問題意識でもあると感じています。ここで大切なことは、仕事の全体像、その必要性、難易度などをなるべく納得しやすく伝えることで、「社内人材でできることの限界」についての同意を得ることであったと考えています。


IFRSについても同様で、まずはどのような作業を行う必要があるのか。それぞれの作業にはどういう難しさ(多くの人の同意を得なければいけない、とか、高度な専門知識を要する、とか)が含まれているのか、ということをなるべく具体的にイメージして頂きたいと思います。今回の書籍では、外部のコンサルタントを利用するかどうかはともかくとして、「プロジェクト」としての流れを現時点で可能な限りタスクのレベルまで掘り下げて記述することで、社内人材でその作業を実施できるのかできないのかを判断する材料として使ってもらうことを狙ったつもりです。(それだけが狙いというわけではありませんが)


IFRSに絡む可能性がある方は是非お手にとって頂ければと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)