Alfresco 4 Delivers Cloud-Scale Performance: "Addition of Solr Indexing, Activiti Workflow & a more extensible UI enabling a new generation of content-rich apps"
8日金曜日のBlog担当者ランチミーティングで書いています。Aegif Blogger Meetingらしいです。
Alfrescoの新メジャーバージョン4.0系のCommunity版がついにリリースされました。
アピールされているのは以下の3つです:
- クラウド-スケールのパフォーマンス
- 初のオープンなソーシャルチャネル向け配信基盤
- コンシューマライク(エンドユーザ受けしそうな、の意?)なユーザ体験
まず、最初の「クラウド-スケールのパフォーマンス」についてですが、具体的には3つの要素を根拠として語られています。全文検索に対するApache Solrの採用、ワークフローに関するActivitiの搭載、そしてCIFS機能のクラスタ対応強化、です。AlfrescoはLuceneを直接組み込んだ形で実装されてきましたが、今バージョンではSolrプロジェクトの成果も取り込んで、より高機能かつスケーラブルなリポジトリ検索サービスを提供できるようになりました。この部分は他の2つ以上に多くのユーザに影響が出るポイントになりますね。
次に、「初のオープンなソーシャルチャネル向け配信基盤」ですが、ソーシャルチャネルというのは平たく言えばFacebook、Twitter、LinkedInなどのことです。(元記事では、さらにYoutube、Flickrあたりに言及されているあたりが「コンテンツ」管理システムらしいところですし、Slideshareが並んでいる点はビジネス向けソリューションとしての色が出たところと言えそうですね。) これらの基盤に対して簡単にリポジトリ内のコンテンツを「配信(Publish)」できる機構を備え、プロセスをシンプルにした、ということが、今バージョンの成果です。かねてからAlfresco社の面々が語っているSocial Content Managementの機能ですね。
最後が、コンシューマライク、の点。要するにユーザの目に見える機能強化がたくさんありますよ、というところですね。HTML5によるドラッグアンドドロップ、AdobeのツールやAppleのiWorkのサポート(メタデータ自動抽出など)、コンテンツ作成者のフォロー(購読ですね)とLiking(いいね!)、Googleドキュメント連携、iOSクライアント、など結構派手な要素が並んでいます。
是非、ダウンロードして評価をしてみてください。(あるいは、デモのご要望があればご連絡ください)
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)