2010年2月10日水曜日

Open source industry veteran Matt Asay joins Canonical as chief operating officer | Ubuntu


“We think Matt brings to Canonical the perfect blend of industry, executive and community savvy.”

[From Open source industry veteran Matt Asay joins Canonical as chief operating officer | Ubuntu]

Matt Asay氏がAlfrescoを離れてUbuntuのCanonicalのCOOになるみたいです。


Alfrescoの初期メンバーの中でも「オープンソース」というキーワードを体現していた人物ですね。CEOのJohn Powell氏は元Business ObjectsのCOO、会長のJohn Newton氏は元DocumentumのCTOですから、生粋のプロプライエタリ産業の文化から来ていたわけで、それらがバランスよく混在していること自体もAlfrescoの魅力であったと思います。今ではAlfresco社も非公開オープンソース企業としては世界最大ではないかと言われているくらいですから、会社自体をオープンソースと言う言葉で飾り立てる必要はもはやなくなっていると思うのですが、他人のこととはいえ会社の創業メンバーがその会社を離れるというのは、やはり寂しいことなのではないかと思ってしまいますね。

(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)

2010年2月9日火曜日

Alfresco Introductory Pricing for Certified Open Source Records Mgmt


Alfresco is offering an introductory pricing discount of 40%* on orders placed for the Alfresco RM module before February 25th, 2010.

[From Alfresco Introductory Pricing for Certified Open Source Records Mgmt]

日本語ランゲージパックのお話をさせて頂こうかと思っていたのですが、作業が煮詰まっているのでAlfresco公式サイトの更新のお知らせだけをしてお茶を濁したいと思います。


レコードマネジメントへのてこ入れということなのですしょうか、期間限定でディスカウントをしているようです。オープンソースモデルの開発手法と、サブスクリプションモデルのビジネス、直販に近いイメージのマーケティング(実際にはSIerの代理販売のプログラムは存在します)、ということで従来のエンタープライズ向けソフトウェアとは色々な意味で違ったマーケティングが求められているのではないかと思いますが、先日のトレーニングについで今度はレコードマネジメントモジュールに対するディスカウント。結構コンサバティヴというかあまり工夫が感じられない販売戦略である気もします。とはいえここ数年続いた堅調な成長の結果、客層もおそらくは結構かわってきているんだと思います。そこでこういったキャンペーンを打って市場の反応を伺っているということでしょうね。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年2月6日土曜日

来客週間の終焉

長いようで短かったAlfrescoメンバの来日期間が終わりました。


新しいバージョンの情報や今後のロードマップ、日本語対応をより精緻に行っていくためのアイデア、各国のリファレンス事例の詳細情報など、非常にエキサイティングな話を幾つも聞くことができました。


英会話は得意ではないため、精神的なプレッシャはかなり感じていたのですが、終わってみればもう少し色々と突っ込んだ話ができたはずではないか、などとくよくよと反省することばかりであるような気がします。


今回見聞きした情報についてもまとまった補足情報がAlfrescoから送られてきたタイミングで色々とご紹介させて頂きたいと思います。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年2月5日金曜日

御礼

Alfrescoセミナにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。講演者の方々にも改めてお礼を申し上げたいと思います、、、が、恐らくここを読まれていることはないでしょうね。少なくともAlfrescoの2人は日本語が読めないですし。


私も最後の質疑応答の際には壇上に上がらせて頂きましたが、結局半端に司会のようなことをするだけになってしまったので少し反省しています。


その質疑応答セッションの中で1つ改めてここに記録しておいた方が良いと感じたやりとりがあったので、簡単にその部分だけご紹介したいと思います。


「コンテンツはDBに保存されるんですか?」


という趣旨の質問で、これは我々も非常に頻繁に出くわす質問です。Oracle社のECMとの比較で出てくることが多いと感じていましたが、今回回答したDenisはSharePointとの比較と捉えたようでした。私の経験ではこうした質問をされる方の意図は多くの場合コンテンツがDBに入っていればDBだけバックアップをとればリポジトリ全体のバックアップを取得できる(またその際には既存のバックアップツールがそのまま利用可能であると期待できる)、ということを念頭に置いているケースが多く、またSharePointと比較した質問をされる方はあまり具体的な運用負荷などまで検討されていないことが多いので、このギャップは非常に面白いと感じました。


回答は、「主にパフォーマンス上の理由でDBへの保管は採用していない。その方式はスケールしない」というものでした。実際に大きな提案の際にはベンチマークなどを実施して、Alfrescoが採用している(Documentumも同じですが)属性情報だけをDBに格納するという方式の方がスケールするということを示したこともあるんだそうです。確かにDB1箇所にすべてを集中することはパフォーマンス上有利とは言えないので、結果自体は説得力があるものだと思います。(そういった結末がある程度見えている勝負の場合、逆にどれだけ厳密にフェアな比較環境を用意できたのか勘ぐりたくなる部分もありますが)


他にもこれらの方式の比較には、暗号化やリソース競合の回避など、色々と比較すべき利点や欠点がありますが、まずはパフォーマンス、特にスケーラビリティというのが最初の回答であったということは強調しておきたいと感じました。SharePointとの比較論の中で彼らがスケーラビリティに言及する時も、常にこの違いは念頭にあるのではないかと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2010年2月4日木曜日

Blog更新

このBlogはTypepadをサービスを利用して運営しています。実は数カ月前からTypepadのバージョンアップの告知を受けていたのですが、少しずつ新しい基盤に移行していくということで、その更新の順番が我々のところにはなかなかまわってこず少々じれったい思いをしていました。(恐らく法人ユーザの移行は相対的に遅れて実施する様にするという話だったと思います)


個人・法人ともにあれだけのユーザ数があると運用も色々と難しくなってきます。改めてSaaSやクラウドというキーワードが、運用の自動化や基盤の共通化との関連をからめて語られていることの意味を感じます。


BlogとECMではかなりソフトウェアの性質は違いますし、初めからSaaS型の展開を狙って作成されたソフトウェアと、元来オンプレミスを前提としてきたソフトウェアでも事情は異なるでしょう。また、Perlで書かれたソフトとJavaで書かれたソフトウェアを同列に語るのは不適切なケースもあるかもしれません。しかし、今後ECMもますますSaaSモデルでの調達が普及するであろうことを考えると、こういったバージョンアップ時の運用業務フローについては予め明確なイメージを掴むように努める必要がありそうです。(なかなか簡単なことではないと思いますが)


そういえば、GoogleのアプリケーションもいよいよIE6のサポートを打ち切りました。企業内の標準環境が依然IE6であるケースというのはまだまだあることだと思います。ベーンダーロックインフリーやゼロフットプリントというコンセプトの意義を理解して頂く上では好機とも言えますが、結局目下の問題の解決でバジェットが埋め尽くされてしまう、なんてこともありそうです。


(Ishii Akinori IT Coordinator)



2010年2月3日水曜日

欧州から来客


[From セミナー|aegif]

明後日のAlfrescoセミナーに先だって、講演者であるDenis Dorval氏とMike Farman氏が来日しました。


二人とも今朝成田に到着したばかりですが、さっそく来日中のスケジュールや日本市場の特徴などについての会議を行いました。ECMの国内市場が諸外国にくらべてかなり小さいということはよく言われることですが、実際その理由がどの程度「日本市場の独自性」によるものなのかは正直確信が持てません。


メインフレームが多い、トップダウンの改革が行えない、パッケージに業務をあわせるよりカスタマイズを好む、GUIの細かい完成度に拘る、、、などなど、よく言われる国内市場の「特徴」は、確かに実感としてその通りであるように思えることも多々あるのですが、それを日本論として自信をもって振りかざせるほど諸外国について詳しいわけでもない、というのが正直なところです。


来日中に彼らの発想をより深く把握できるように努めて、今後の提案や方針策定に反映していきたいと思います。


#とりあえず第1回の打合せでは、意外にOSS企業の基本を外さずコミュニティの構築を重視しているらしい、ということがわかりました。Alfrescoはビジネス指向が強いチームであるという先入観があるので、そこは少し意外な気もしました。確かにコミュニティのベースを築くことが営業上もサポート業務の負荷軽減という意味でも合理的だという主張は説得力があるものではあるのですが。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2010年2月2日火曜日

社内研修はじめました

これまでaegifで社内研修というと、元同僚の会社であるLCIさんのコンサルティング研修を新規採用時に受講してもらうくらいだったのですが、社内メンバーが講師になる形での社内研修をはじめてみました。


題材は、英語・会計・Alfresco、です。当然、私はAlfrescoの講師を担当しています。


Alfrescoに関しては教育パートナーとしてのライセンスの問題に留意する必要がありますが、すでに公式トレーニングのコースやマテリアルを見聞きしているので、それと同じスコープの研修を行うことはさほど難しくはありません。システム管理、Webクライアントの拡張とカスタムモデリング、API開発、WCMなどのメニューがあります。受講者である社内メンバのすべてが技術系というわけではないので、API開発のコースに相当する内容までやるのは少し無理があるかもしれませんが、いずれにしても所要時間も含めて講師としては目安がいろいろと把握できているので、他のコースに比べてもやりやすい部類の内容になるかと思います。(他のコースは一般販売されている教材を利用しています)


しかし、本当は、ECMというキーワードの周辺事情についての細かい話(体系立てて話をできるかどうか微妙なところだと思っています)とか、コンサルティングの具体的な手法など、技術系の話題以外のところに踏み出してみたいという気持ちもあります。通常業務がたてこんでいるのでなかなか準備の時間をとれませんが、こういう取り組みの中から教材の公開などができるようになると楽しいのではないかと考えています。その時はまたこのBlogで告知をしたいと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)