2010年9月28日火曜日

社員旅行2010

またも、間がかなり空いてしまいました。


忙しくなると、どうしても目前の作業ばかりが気になってしまい、長期的な視座に基づいた行動をとるのが難しくなります。Blogへの投稿が果たして、「長期的な視座」に適うものなのかどうかは難しいところかもしれませんが。


ところで、やや唐突ですが、先週末は最近ようやく「恒例」と言っても良さそうな段階に入ったと言えそうな、イージフの社員旅行でした。基本的に宿と夕飯、翌日の朝食くらいまでを押さえてあって後は現地集合現地解散、という流れです。今回は、水上高原でした。私は子連れ参加なので、ほとんど何のアクティビティにも参加していないのですが、ゴルフをやったりパラグライダーをやったりと他のメンバーはかなり活動的な週末を過ごしたようです。


若手が集まったベンチャーで、伝統的日本企業で行われていたと言われる社員旅行を再発明、、、という程の実績や野心的で派手な取り組みがあるわけではありませんが、毎回旅行準備を担当してくれているメンバは色々と頑張ってくれています。いつまで続けられるものかわかりませんが、どうせなら長く続けたいと思います。


通常ですとここで集合写真か、旅行中のハプニング映像かなにかのマルチメディア的なものを貼り付けるところですが、色気のないBlogをモットーにやっておりますので、割愛します。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)




2010年9月15日水曜日

Open4Dev - Piergiorgio Lucidi's Website - Journal - Alfresco 3 Web Services book available for preorder


[From Open4Dev - Piergiorgio Lucidi's Website - Journal - Alfresco 3 Web Services book available for preorder]

Alfresco WCMのトレーニングを一緒に受けたPiergiorgio Lucidi氏と一部の講師を務めていたUgo Cei氏が、Alfresco WebServicesの書籍を出しました。


SOAPバインディングだけでなく、最近採用が増えているRESTful API、さらにはCMISにまで突っ込んだ説明があります。珍しいところでは.NET環境からの呼び出しのサンプルなんかもありました。(開発環境がSharpDevelopなのは流石、というべきなんでしょうか)


近頃、ご提案や製品紹介デモの場で感じるのは、AlfrescoのようなECMをバックエンドに採用して他のシステムからリモートのAPIを叩く、というやり方自体は違和感なく理解して頂けるものの、コミュニティ版を使ってプロトタイピングを、となった瞬間に身動きが取れなくなる製品検証担当のエンジニアさんが結構たくさんいらっしゃる、ということです。すでに組み上がっているアプリケーションに対するカスタマイズよりも、やはり技術全体に対するパースペクティブが持てないと手を動かそうにも向かう先がわからない、ということになってしまうようです。


そういう意味ではリモート呼びだしに特化した本書の様なサンプルやチュートリアルは、相当歓迎されるのではないかと思います。ネイティブの英語じゃないので読みやすい、ような気もします。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)





2010年9月10日金曜日

Alfresco Liferay Integration


Alfresco now proudly offers a suite of portlets that have been certified to run in the Liferay portal.

[From Alfresco Liferay Integration]

Alfrescoも次バージョンの発表をひかえ徐々に慌ただしくなってきた感があります。今更、と言えば今更なのですが、弊社が正式にサポートを行っているもう一つのオープンソース製品であるLiferay Portalとの連携ソリューションのデモやその他の参考情報へのリンクをまとめたページが公式サイトに追加されていました。


Liferayのポータル上でAlfresco標準のポートレットを設定することで、Alfrescoリポジトリ内での操作が一通りできるようになっています。Shareの文書ライブラリの機能がポートレットとして利用できます。動画もありますし、近日中にWebinarも開催されるようです。


単純な文書共有アプリとしてポートレット化する、というだけでは今ひとつ面白味に欠ける面もあるかもしれませんが、認証基盤を統一しSSOでその他のアプリケーションへのアクセスを統制しつつ、その情報が共有アプリ上のアクセス権としても活用できる、というのは、通常のポータル製品ではなかなか手間がかかるお話なので、地味に価値のある取り組みなのではないかと思います。(オールインワンのグループウェアであれば、ユーザ情報、グループ情報がアクセス権にそのままマッピングされることが多いようですが、他システムとの連携やアクセス権制御の細やかさについては大幅な譲歩を余儀なくされるのではないでしょうか)


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)




2010年9月8日水曜日

Hitachi Data Systems buys ParaScale • The Register


HDS' chief strategist for file and content services, Miki Sandorfi, announced this on his blog last night, writing: "We have recently acquired the IP and brought on board the core engineering team [of ParaScale]."

[From Hitachi Data Systems buys ParaScale • The Register]

以前、Alfrescoとの連携ソリューションということでご紹介したParaScaleですが、米国 日立データシステムズ社に買収されていたようですね。つい先日、Alfrescoとは直接関係しない形でリサーチをしていてParaScale社へのアクセスができなくなっていることに気がつきました。(Twitterユーザの中には日本語で同じ問題に言及している人も数人いらっしゃったようです)


ソフトウェアの技術が評価され、ハードウェアも併せて一貫したビジネスを行える会社に買収された、ということ自体は大変良いお話だと思うのですが、なんとなく寂しさを感じる面もありますね。自己リスクで先進的なオープンソーステクノロジを採用し、クラウド的なストレージを実現しようとする人は、いわゆる分散ファイルシステムを採用することになりそうな気もしますし、そういう意味でも合理的な判断だったのかもしれませんが・・・


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)




2010年9月4日土曜日

Bossie Awards 2010: The best open source applications | Open Source - InfoWorld


Alfresco Community Edition did its open source developers proud this year by becoming the first enterprise content management system to boast CMIS 1.0 compliance.

[From Bossie Awards 2010: The best open source applications | Open Source - InfoWorld]

毎年お馴染みという感じになってきていますが、AlfrescoがInfoWorldのBossie Awardに挙げられています。ERPのOpenBravoですとかBIのPentaho、SugarCRMなどもお馴染みの顔ぶれですし、WordPressやDrupalなどのLL系のCMSが並んでいるところも例年と大きくは違っていません。文書管理分野からLogicalDOCが挙げられているのは注目すべき点かもしれません。


AlfrescoについてはやはりCMIS対応、そしてLotus連携とGoogle Docs連携がやはり大きなトピックだったと捉えられているみたいですね。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)




2010年9月2日木曜日

Alfresco 日本語サイト


[From Alfresco のオープンソースエンタープライズコンテンツ管理システム (CMS)]

AlfrescoのTwitterアカウントからリリース情報が出ていましたが、公式Webサイトに日本語表記が追加されました。弊社が協力して翻訳後のコンテンツを提供しています。実は以前からデータだけは作っていたんですが、今になって漸く安定提供の目処がたったという感じでしょうか。


Alfrescoの製品はますます強力に、しかも安定したものになってきています。日本での事例も十分出そろって来ている(とは言えなかなかお客様のお名前をお出しできないケースが多くて歯がゆい面もありますが)ので、後はこうした部分で「日本語環境への対応度合い」について安心感を持って貰うことが重要だと考えています。(実際には、より技術的におもしろい課題の方を優先してしまいがちだったりもするのですが)


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)