2010年1月19日火曜日

Alfresco Content Services for IBM Lotus


unlike Microsoft SharePoint®, allowing flexible access for programmers to extend the integration from Lotus Notes, Domino, XPage and Portal applications using a wide choice of languages

[From Alfresco Content Services for IBM Lotus]

今フロリダで開催しているIBM LotusファミリのイベントLotusphereで、AlfrescoとLotusのコラボレーションツール群の連携ソリューションが紹介されています。ハイライトとして、



  • 軽量かつ安価な文書管理の実現


  • 簡易に行えるQuickrとNotesとの連携


  • スケーラブルかつオープンソース


  • 完全なレコードマネジメントと有効期限管理


の4点が挙げられています。まだ詳細を把握しているわけではありませんが、CMISを使ってコラボレーションツール群を補完するというコンセプトで、SharePoint以外の選択肢を持って来ることに成功しているという点がIBMにとっても魅力だったのではないかと思います。もちろん、スケーラビリティや堅牢性というわかりやすい利点もありますが、様々な標準規格に準拠しカスタマイズ作業がやりやすいというのもこういうソリューションにおけるAlfrescoの利点として強調しておきたいところです。加えて今回のソリューションではどうもDoD5015.2準拠のレコードマネジメントというのもキーワードになっているようです。この点は国内への横展開を考えると取り扱いが難しい面がありますね。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)