2010年1月14日木曜日

Trends: 2010 Content Technology Predictions


On a whole, we think 2010 will be characterized by a movement by "back to the basics" among technology vendors

[From Trends: 2010 Content Technology Predictions]

今度はCMS Watchの2010年業界予想をご紹介したいと思います。



  1. ECMと文書管理は別々の道を歩き出す


  2. ファセット検索がエンタープライズソフトウェアの世界でも普及しはじめる


  3. DAMベンダがSharePoint連携にフォーカスする


  4. 文書管理とエンタープライズサーチの領域でモバイル端末が活用される


  5. WCMベンダがイントラネットの領域に関心を寄せる


  6. Thickクライアントへの回帰が起こる(チック、でいいんですかね)


  7. クラウドという選択肢がさらに一般化する


  8. ドキュメントサービス(Document CompositionやDocument Output Management)がECMの一部として統合される


  9. ガジェットやウィジェットがポータル業界を席巻する


  10. レコードマネジメントが新たな抵抗勢力に直面する


  11. 組織内外を結ぶソーシャルコラボレーションテクノロジが台頭する


  12. 多言語対応要件が注目される


前回までのポストと違ってタイトルが整理されているので、これだけである程度意味が通りますね。


REST、CMISという形で連携手法が標準化されたことで、ECMを文書管理アプリケーションとして活用するケースとより広範な目的のためのインフラとして活用するケースがより明確に区別できるようになってきている、という意味ではJohn Newton氏の語るところともよく一致しているように見えます。


また、ファセット検索についてはLotus Notesからの移行案件のお話の中でも似たような関心事に遭遇することがあるので、ここしばらくは注目度が高いと考えられるのではないかと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)