2010年4月29日木曜日

FORMal Discussions » Blog Archive » Introducing the Forms Development Kit


[From FORMal Discussions » Blog Archive » Introducing the Forms Development Kit]

Alfresco エンジニアのGavin Cornwell氏が久々に新しいBlog記事を出していました。


元来グループポータルのコンセプトをもったコラボレーションツールとして設計されたShareは、Alfrescoが本来持っている属性情報の管理機能やルール機能などを有効に使うためのUIを持たないものでしたが、バージョン3.3からはそのあたりの制限が一気に取り払われました。


標準UIであるAlfresco ExplorerでできることはほとんどShareのUIでも利用可能になりつつあります。中でも属性情報編集用のGUIの埋め込は実業務での利用を考えると非常に重要な要素です。我々もそろそろ製品紹介のデモの機会などでも積極的にShareを紹介するように心がけていくべきなのかもしれません。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月23日金曜日

#drupalcon Alfresco Community 3.3 Includes In Context Editing, Integration with Lotus Quickr


Alfresco Community 3.3 Includes In Context Editing, Integration with Lotus Quickr

[From #drupalcon Alfresco Community 3.3 Includes In Context Editing, Integration with Lotus Quickr]

Alfresco バージョン3.3の話題をあちらこちらで見かけるようになってきました。Lotus Quickr連携は予想以上に注目されていそうです。元記事はCMSWireです。


実はこのモジュールを使うとQuickrクライアントのiPhoneアプリからAlfrescoリポジトリにアクセス出来たりもするようです。Alfresco専用のアプリもありますが、Quickrのものの方がクライアントそのものの評判は良いのではないかと思います。(レーティングやコメントからなんとなく読み取った印象であって、細かい調査をしたわけではないんですが)


この記事では、その他、Shareからリポジトリ全体へアクセスできるようになったり、ルール機能なんかも利用できるようになったこと、ライセンスがLGPLになったことなどが際立った特徴という整理のようですね。


#しかしなんでDrupalのイベントのタグがついてたのでしょうか・・・


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月21日水曜日

YouTube - Google Docs integration with Alfresco


[From YouTube - Google Docs integration with Alfresco]

YouTubeにAlfresco Google Docs連携のデモムービーが公開されていました。


関連付けたGoogle DocsアカウントにAlfresco内のコンテンツを「チェックアウト」するという発想のようですね。これは結構上手い使い分けであるように思います。そして、「チェックイン」操作もAlfresco側で行うようです。個人的には好感を持ちましたが、やはり作業環境であるGoogle Docsから直接チェックイン作業をしたがるユーザの方が多いのではないだろうか、という気もします。


これは是非社内にも導入したいですね。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



Alfresco Community 3.3 Offers New Content Services Platform for Develo


Google Docs – Alfresco’ s integration with Google Docs provides users with full online editing capabilities, removing the need to use office applications, such as Microsoft Office(TM) to modify or update content. The integration will be previewed at AIIM Expo and available for download in Alfresco Community in May.

[From Alfresco Community 3.3 Offers New Content Services Platform for Develo]

Communityのバージョン3.3がリリースされたことを受け、Alfresco社からプレスリリースがでています。


色々と面白そうな新機能や改善点が並んでいますが、中でも気になったのがGoogle Docs連携です。Office文書のオンライン編集が可能になるということでしょうか。AIIMの展示会で発表する予定らしいので、もう少し様子をみたいと思います。(先にコードを手に入れて検証したい気もするのですが、今はそこまでの余力がありません・・・)


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月20日火曜日

CMS Watch > Blog: ECM Family Trees Part 2 - EMC Documentum


To my eyes EMC is most interesting as I have been following the firm since I worked on a Documentum project in 1996-97 for John Brown Engineering. This family tree differs from the Open Text's in that Documentum themselves were acquired by EMC in 2003. EMC then acquired some other vendors, so the tree fills out a bit.

[From CMS Watch > Blog: ECM Family Trees Part 2 - EMC Documentum]

先日のOpenText中心の製品関連図に引き続きDocumentumのバージョンが公開されています。折角Xeroxからのスピンオフの線を書いてるんですから、Alfrescoも載せてくれれば良いような気もするんですけどね。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月17日土曜日

freshdocsalfrescoiphone - Project Hosting on Google Code


[From freshdocsalfrescoiphone - Project Hosting on Google Code]

以前から噂は聞いていたんですが、iPhoneOSで動作するAlfrescoクライアントであるFresh Docsがオープンソースになったようです。


これ自体も面白い製品ですが、iPhoneベースの業務アプリからCMISでECMへ接続というコンセプトもこれからは結構出てくると思われるので、その時の参考になるという意味でオープンソース化は大歓迎ですね。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月16日金曜日

CMS Watch > Blog: ECM Suite Family Trees, Part 1 - Open Text


First up is Open Text -- a firm that has made many acquisitions over the years, often buying firms that were acquisitive in their own right. There is some excellent technology in the Open Text portfolio. I think this particular family tree makes for interesting reading, as Open Text is the largest remaining 'independent' ECM vendor. If you are at any point in the procurement process, do remember to check out our detailed evaluations of ECM vendors.

[From CMS Watch > Blog: ECM Suite Family Trees, Part 1 - Open Text]

ここ数年海外のECM関連ソフトウェアのベンダは買収による統廃合が盛んに行われてきています。(何もECMに限った話ではない、という気もしますが)


CMS WatchにOpenTextを中心とした製品同士の関連図が紹介されていました。次は我々にとってお馴染み(?)のEMC|Documentumが取り上げあれる予定らしいです。ちょっと楽しみですね。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月15日木曜日

Week in Review: Making Money with OSS, SharePoint 2010 Sought for Collab and SoMe


You know, there is a lot of things that I can do to manage content using Microsoft Office, and nobody will call it a CMS.

[From Week in Review: Making Money with OSS, SharePoint 2010 Sought for Collab and SoMe]

また更新できず、放置Blogになってしまいそうな気配がでてきてしまっています。つい5分ほど前に、無理してでもポストしなければならない、という気持ちにかられました。


Alfrescoの公式サイトのRSSフィードを眺めていて、CMSWatchの記事が取り上げられていることに気がつきました。とりあえず、今日のところはこの記事をご紹介したいと思います。


CMS、WCMについてのお話です。我々が度々目にする「SharePointをECMと呼んでよいか?」とにた問題設定、「WordPressはCMSか?」について書かれています。


Twitter上で宗教論争が起こっていた、ということのようですね。Scott Liewehr氏の「個人的にはWordPressをWCMであるとは考えていない。Blog配信システム、であったり、あるいはより踏み込んでWeb配信システム、と言った呼び名は適切だと感じるが、10年以上コンテンツ管理に携わって来た人間としては、(少なくとも頭の中では)WCMという語にはもっと具体的なイメージを持っているので、WordPressをWCMと呼ぶことには抵抗がある」という発言であったり、Laurence Hart氏の「コンテンツの管理という領域においてMicrosoft Officeを使うことで実現できることはたくさんあるが、通常それはWCMとは呼ばれない」、なんていう発言の引用が印象的です。


以上の情報を下敷きに、元記事ではさらにWCM関連の記事へのリンクがまとめられています。もちろんOpenSource関連の記事もたくさん含まれています。是非ご参考にご一読ください。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月13日火曜日

そういえば!


[From Download Community Edition - AlfrescoWiki]

AlfrescoのCommunity 3.3が公開されています。


ランゲージパック、修正しないといけませんね・・・


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月8日木曜日

Alfresco APACサポートセンターからの来客

今、Alfresco社のAPACサポートセンターの責任者、Wardさんが来日しています。彼はオーストラリア在住のベルギー人ですが、日本に10年以上住んでいたことがある人で、日本語も非常に堪能です。APACのセンターには日本人のエンジニアの方もいらっしゃるので、ここにきてAlfrescoの日本語への対応は非常に手厚くなってきていると言えます。


今日は弊社も含めた今後のサポートサービスの枠組みの話と製品ロードマップについての議論をしました。近い将来のバージョンでHibernateへの依存を断ち切る予定であるなど、かなりドラスティックな内容を含むものでした。このあたりも詳細がわかりしだいまたお伝えしたいと思います。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月7日水曜日

CMS Watch > Blog: Big vendors dominate the ECM and Document Management Market


As you can see, IBM, Oracle, Microsoft, Open Text, EMC, and Autonomy are divided from the bulk of the market by an order of magnitude or more in terms of license revenue.

[From CMS Watch > Blog: Big vendors dominate the ECM and Document Management Market]

CMSWatchのECMおよび文書管理ソフトウェア市場のリサーチの更新がまもなくあるようですね。それに先駆けてマーケットシェアについての簡単な分析記事が出ています。


記事自体は調査結果をベースとして、この市場がMicrosoft、IBM、Open Text、EMC、それについでOracle、という大企業によって支配されている、というのがまず大きな前提となっています。Microsoftの製品をECMと考えるべきなのか、ライセンス収入ベースの比較が分析対象として正しい指標を導き得るのか、という議論もありますし、そもそも大企業による寡占そのものがエンタープライズアプリケーション全般に見られる傾向なのではないか、という気もします。


いずれにしても、シェアの情報がこうした形でグラフになっているとイメージがつかみやすいですね。


順位ではAutonomyよりも上に来ているXeroxが本文では飛ばされていることや、やはり国内ベンダはまったくリストに載っていないこと、などを含めて色々と背景を覗きたい気持ちにさせる記事でした。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月6日火曜日

アプリケーションドリブンをどう訳すか

Alfresco関連のドキュメントを翻訳している同僚から、Application-driven purchaseという表現をどう訳したものか、という相談を受けました。


ニュアンスとしては、「(単純なインフラの整備としてなどではなく)実現したいアプリケーションがまずあって、その必要不可欠な要素としての購入」といった意味なのではないかと思うのですが、なかなか上手い訳語が思いつきません。恐らく対語というか同じレベルの表現としてはCost-driven purchaseなんかがあるのではないか、という意見も社内では出てきたのですが、コストドリブンよりもアプリケーションドリブンの方が日本語としてはより意味が通りづらくなっているのではないかと思います。


アプリケーションという単語は、個人的には初めてコンピュータに興味を持った小学生の時に知った言葉で、当時はオペレーションシステム(基本ソフトウェア)の、それこそ対義語として語られることが多かったように思います。しかし、今、我々が英文から翻訳をするときにアプリケーションを「応用ソフトウェア」として訳すべき状況というのはほとんどありません。(応用ソフトウェアというのはあくまで、アプリケーションソフト、の訳語であってソフトという単語抜きのアプリケーションの訳語の議論に持ち出すのはおかしいのかもしれないんですが、ソフトウェア以外でアプリケーションという言葉を日本人が使うことは極めて稀だと思われるので・・・)


それでも、アプリケーションドリブンなどの形でアプリケーションという単語をカタカナで書いてしまうと、オペレーションシステムではないもの、という理解をされてしまうのではないかという気持ちが拭えませんでした。


とはいえ、アプリケーションという語自体を使わない方法を思いついたわけではなく、アプリケーション本位の投資、アプリケーションを重視した購買、アプリケーション起点の購入、など候補の中から選ばざるをえないのではないかというのがひとまずの結論です。


もう少し文脈を紹介しますと、ECMの特徴を説明する流れの中で、「高コスト」であることの説明として、アプリケーションドリブンで価格が高いという言い方をしているところで、この表現に出くわしました。単に従来のECMの価格の高さだけを指摘するのでもよいのかもしれないんですが、(そして実際私はこの部分を翻訳版から削ってしまうことすら主張したのですが)、できれば原文の意図を伝えたいということでこの議論になったわけです。


また、IT投資の分類法として、法対応などの外部要因に対する投資・インフラ整備などの守りの投資・差別化要因を生み出す戦略的な投資、などに分類するやり方がありますが(守り、の部分はインフラと基幹業務アプリのメンテナンスを分ける場合もありますね)、「Application-driven」にはある種の「戦略的な投資」というニュアンスもあるのではないかと考えました。しかし、アプリケーションを「戦略的な投資」と言い換えてしまうのは行き過ぎだと思うのでこのアイデアは取り下げました。何か良い表現が見つかるといいのですが。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月3日土曜日

Alfresco Strengthens Open Source ECM Market Leadership with Record Q4


“Because we continued to invest and grow throughout the worst stages of the recession, we have established a strong base from which to launch an ambitious plan for the financial year ahead. Entering into 2010, our leading indicators of downloads, inbound inquires, Web ranking and cloud-based ECM software trials all point to continued momentum, growth and leadership in open source content services and ECM,” said John Powell, CEO of Alfresco Software. “Open source proved itself in the recession as customers turned to more cost-effective software solutions. Now as the economy is picking up, these proven projects are expanding into large-scale rollouts.”

[From Alfresco Strengthens Open Source ECM Market Leadership with Record Q4]

Alfresco社のプレスリリースのご紹介です。


2009年度の総括として、「61%の成長」などの 数値を幾つか並べています。



  • 40カ国以上の国で合計300を越える新規顧客の獲得


  • 200万件のダウンロード


  • 29%にあたる人員増強


  • アジア・パシフィックのサポートセンター開設


などがビジネス上の成長のハイライトで、他にもCMIS、パートナーシップの成長、レコード管理、クラウド対応などを中心とした話題がいくつか並んでいる感じです。


そういえばAlfrescoのクラウド関係の話題ではよく名前をみるRightScaleは国内でも日立システムさんが取り扱われるようになったそうですね。今後の展開が楽しみな技術の一つだと思います。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月2日金曜日

Alfresco CEO to Present on Cloud-Based Content Management at SugarCon


As cloud computing continues to evolve, enterprise content management (ECM) is already reaping the benefits of a true cloud architecture.

[From Alfresco CEO to Present on Cloud-Based Content Management at SugarCon]

やはり近頃Alfresco社から出てくるメッセージにはクラウドにまつわるものが多くなっていますね。


SugarCRMのイベントでクラウド上にコンテンツリポジトリを作成するソリューションについてのプレゼンテーションを行う予定だそうです。


場所はサンフランシスコのようなので気軽に参加はできませんが、昨今ですと直接こうしたイベントに参加することができなくても色々な方法で発表内容を後から追いかけることができるので、楽しみにしています。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)



2010年4月1日木曜日

Apache PDFBox 1.1.0のリリース | 関口宏司のLuceneブログ


日本語の文字化け不具合の改修を含むPDFBox 1.1.0が本日リリースされた。

[From Apache PDFBox 1.1.0のリリース | 関口宏司のLuceneブログ]

いよいよ忙しくなってきていたため全営業日更新の目標をあっさり撤回して、お休みをしていましたが、そういう状態の時に限って面白そうなネタが転がっているものですね。


これはAlfrescoにも良い影響がありそうなニュースです。さっそくどういう影響がありえるのかを確認しないといけませんね。


(Ishii Akinori IT−Coordinator)