2009年8月29日土曜日

Web Form作成の参考になるサイト Dr. Q’s Workshop


Dr. Q’s Workshop







Alfresco WCMのトレーニング時に講師の方からご紹介頂いたBlogがありました。Dr. Q's Workshopです。



最近の投稿はもっぱらAlfresco Tech Talk Liveに関するものばかりですが、過去にはiPhoneクライアントやLearning Alfresco Web Forms by Examplesというシリーズの記事がありました。その名の通りサンプルファイル付きの解説記事になっていてるので学習時には非常に参考になります。(テンプレートやスクリプトは修正してすぐに試せるので、サンプルがあると学習速度が格段に上がるのではないかと思います)



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)







2009年8月27日木曜日

Alfresco Shareの日本語化

最近各方面から問い合わせを頂くので、Alfresco Shareのメッセージ日本語化について簡単にご紹介したいと思います。



まず、非常に残念な事実からお話をはじめなければなりません。Alfresco Shareはまだ十分に多言語化されているとは言い難い状態です。Alfrescoの標準クライアントである、Alfresco Explorer(以前はAlfresco Webクライアントと呼んでいました)の場合はログイン時に言語を選ぶことでUIメッセージの言語を変えることが出来ますが、現時点のAlfresco Shareではそういった機能は提供されていません。実は前バージョンまではロケール毎に別のメッセージファイルを持つこと自体ができなかったので、英語メッセージを日本語で置き換えるという処置をしていました。



また、現時点ではshare/WEB-INF/classes/alfresco/message直下は_ja_JPではうまく選択されないため、他のメッセージファイルと違って_jaだけをサフィックスとして追加した状態でデプロイする必要があります。



Shareのメッセージファイルは各Webscriptの単位で区切られたフォルダに分散して格納されているため、ランゲージパックのファイルのコピーも少し面倒になっています。(特に、フォルダコピーが置き換えになるMacのFinderでは厳しいです) そのため、現在のランゲージパックも以前から英語メッセージの置き換えのために同梱していたシェルスクリプトを同梱した状態で公開しています。



また、公開しているランゲージパックは無償版の最新リリースにあわせて作成した初版なので、Enterprise用の品質チェックを通したものではない、ということと、Alfresco Share自体のメッセージファイルのリソースバンドル化がまだ十分ではないという2つの理由から、現時点での日本語UIにはまだ不自然なところが残っています。お気づきの点があれば是非メールやフォーラムへの投稿でフィードバックしてください。



よろしくお願いします。



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)







2009年8月26日水曜日

仮想化を巡る動き、SpringSource続報 InfoQ: SpringSource Cloud Foundryが公開される


InfoQ: SpringSource Cloud Foundryが公開される





先日、ここでも取り上げたVMWareによるSpringSourceの買収ですが、さっそく次の動きが見えてきましたね。

SpringSourceがCloud Foundryの買収とSpringSourceの名を冠したSpringSouce Cloud Foundryという製品の概要を発表しました。

Cloud FoundryはSpringベースのJavaアプリケーションやGrailsアプリケーションをAamazon EC2クラウドにデプロイし管理するツールを提供しています。今後はSpring Tool Suite、Roo、Mavenなどによるビルドにも対応させていく予定だそうです。

Springベースのアプリケーションの管理手法が整備されていく流れが綺麗に描かれていると感じますが、実際にVMwareとのシナジーが出て、”プライベートクラウド”へのアプローチが明確化されるのはもう少し先なのかもしれません。如何にもバズワード、な感がある「仮想化」「クラウド」ですが、我々も立場上真面目に評価のフレームワークを考えておかないといけません。(仮想化されたJVMで従来のJ2EEアプリの延長にあるソフトウェアを動作させるという方法と、初めから分散環境に特化した技術で1からソフトウェアを書き起こすという方法の対立は、RDBMSとXMLDB/OODBの対立に近いものがあると思います。なので、そこをとりあえずの出発点と考えています。が、この対比についてはすぐボロが出そうなので、Blog上は深追いするとしても別の機会にします)

いずれにしてもすぐ結論がでるようなことではないようですね。元記事でもVMWareについては、”リソースが増えた”って側面にまず触れる形のようですし。

��文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)

コンテンツ移行の負荷を決める要因PCM.Blog » Factors Impacting Content Migration



PCM.Blog » Factors Impacting Content Migration









PCM.Blogでコンテンツ管理システムのデータ移行についての記事があがっていました。こうしたまとめがあると、プロジェクトの時に検討の抜け漏れのチェックができて便利ですね。




  • 移行元のコンテンツ

  • コンテンツの型(タイプ)

  • コンテンツの品質

  • コンテンツの量

  • 移行先のシステム

  • 変換もしくは価値の付加

  • ユーザとロール

  • 自動化の余地

  • ロールアウト計画(スケジュール)

  • 並行運用

  • インフラと回線品質



「コンテンツの品質」や「インフラと回線品質」などは評価が難しいところですね。このあたりのフォローは経験が活きる領域だと思います。(方法論にのっとって分析から流していく流れに載りづらい、という意味で個人的に「要注意」という印象を強く持っているだけのような気もしますが)



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)







2009年8月24日月曜日

最良のライセンス形態、についてのディベート

FOSSLC Brings Together Open Source Thought Leaders to Educate and Entertain Regarding the Importance of Licensing







Alfresco社、Eclipse ファウンデーション、Coverity社、Ingres社そしてカナダの法律事務所であるGowlingsがスポンサーとなって、“Which Open Source License Is the Best”というディベートを行うそうです。AlfrescoのWebサイトに告知が出ています。8月31日、場所はオタワだそうです。(さすがに気軽に参加できるイベントではありませんが、面白い試みだと思うので、記事のご紹介だけ)



イベント自体はThe Free and Open Source Learning Center (FOSSLC)が主催するようですね。



論者のプロフィールも紹介されているのが、簡単に日本語化して書いておきます。



Matt Assay氏。Alfresco社のVPでオープンソースビジネスストラテジスト、です。ここではあまりくどくど紹介する必要もありませんね。この議論を通じて、ビジネス上適切なライセンスを選択するためのガイドポイントを確立していきたい、と発言しています。(イベントの公式サイトではGPLの立場からの発言を期待されているようですね)



Mike Milinkovich氏。Eclipseファウンデーションのエグゼクティヴディレクタです。恐らくはEclipse Public License(EPL)を代表する立場から発言することになるのではないかと思います。自由であることがキーになっていることはすでに広く同意が取られていると思うが、オープンソースのライセンス形態についてはまだまだ議論すべき多くの「ニュアンス」がある。ライセンスの選択から派生するビジネス上の価値についても、こうした議論から学ぶべきことは多いだろう、というようなコメントを寄せています。



David Maxwell氏。Coverity社のオープンソースストラテジストにしてNetBSDファウンデーションのボードメンバです。当然、BSDライセンスを代表する発言が期待されているということになるでしょう。プロプライエタリとの違いについてもまだ十分に世の中に認識されているわけではない、という認識や、BSDライセンスを代表することにはなるだろうがそれだけに拘るわけではなくこの議論に取り組んでいきたい、というコメントを表明しています。



その他司会(GowlingsのThomas Prowse氏)や審判を務める4人についても、イベント公式サイトで紹介されているようです。



後で、結果の共有資料などが出てくることがあればまたご紹介したいと思います。



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年8月21日金曜日

ガートナーのHype Cycle

ガートナーの「ハイプサイクル2009」発表。クラウド、電子ブックリーダーは絶頂期、RFIDは幻滅期 - Blog on Publickey







ガートナーのHype Cycleあるいはハイプ曲線が発表されています。日本語での紹介記事がpublickeyに出ていたので上記のリンクはそちらにしました。



ある特定の技術がトレンドとなり普及していく過程を曲線上にマップしたもので、大抵のトレンドが、



黎明期(技術の発表直後)→流行期(注目され過大評価)→反動期(過大評価故の幻滅)→回復期(正当な評価)→安定期(製品化され普及)



というステップを踏むという世界観にたったものです。(うまく流れを掴めなかったものは回復期を迎えることなくそのままフェイドアウトするわけです)



今回のガートナーの発表では、私はIdea Managementが今まさに回復期にさしかかろうとしているという評価である点に興味をひかれました。英語圏では何か再評価の動きがあったんでしょうか? 私自身はFlying Logicのユーザですが、全然使いこなせていないので、この種のツールとの程よい付き合い方がナレッジとして一般化されつつあるのであれば、是非とも知りたいところです。



しかし、どのステージにいるか、というだけでなく、何故これらのキーワードが選ばれたのか(そしてここにないキーワードは何故選ばれなかったのか)など、興味がつきない図ではあります。音声認識が安定期にさしかかっている、という評価は英語圏だけでしか通用しない話のようにも思えるんですが・・・



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)







Documentum IRM SDKの公開

EMCジャパン、文書保護/管理ツールにSDK搭載で対応範囲を拡大--無料トライアルも実施 - ソフトウェア - ZDNet Japan







こんにちは。aegif 技術担当役員の石井です。



Developer版の無償公開に続き、EMC Documentum陣営から興味深い発表がありました。DRM機能モジュールであるDocumentum IRMのSDK公開とeRoomと連携した無償トライアル環境の提供です。



元記事にも説明がありますが、Documentum IRM(Information Rights Management)は、各クライアントにダウンロードされたコンテンツがクライアント環境内でオープンされるときに適切な権限の有無をサーバに問いあわせて毎回チェックするという仕組みです。類似の製品としてはMicrosoftのRMS、AdobeのLiveCycle Rights Management(Policy Server)などがあります。



クライアント側でファイルオープンを監視する必要があるので、当然クライアント側に専用のモジュールが必要になります。これは現状のAlfrescoのゼロフットプリントポリシに反することもあり、Alfrescoではこういった種類の機能は提供されていません。(したがって、Adobe LiveCycle Rights Managementなどとの連携を行うことになります)



Documentum IRMはOffice文書とPDFという主要なファイル形式とそれらの編集閲覧ツールからみた場合、MicrosoftともAdobeとも独立したサードパーティ製品であるため、両方の形式に対して幅広い機能を提供することができています。しかし、あくまでサードパーティ製品であるが故に、MicrosoftのRMSを利用するための機能がMicrosoft Officeに、LiveCycle Rights Managementを利用するための機能がAdobe Readerにあらかじめ組み込まれているのに対し(ネイティブアプリに対するプラグインも提供されているようですが)、Documentum IRM Clientという専用モジュールの追加インストールが必要になってしまいます。これは、クライアント管理の側面や、将来のバージョンアップにリスクを残す可能性があるため、ある種のデメリットであると評価されるべきだと思います。もちろん、今回のSDK公開のモチベーションにも関係するさらにもう一つの観点として、それら主要2ツール以外のCADなどのツールへの対応力は”サードパーティ”としてこの種のツールにリソースを振り分けてきたベンダの強みだと思いますが。



(Alfrescoの肩を持っているということもあって)個人的には、今大きく環境が変わろうとしているオフィススイート製品のファイル形式よりもある程度枯れてきていて閲覧環境も普及しているPDFに限定してIRMに取り組んだ方が、”現時点では”合理的なのではないかと考えています。現在我々もAlfrescoとLiveCycleの連携事例の調査をしているところなので、何か面白いことがわかればまたご報告させて頂きます。



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)