もう1つタイミングを逃してしまっていた話題がありました。うちのメンバーのBlogでも紹介されていましたが、Alfresco Recoginzed Partnerという格付け(?)を頂きました。そのための条件として、Alfresco社がはじめた技術者向けの認定試験の合格者数というものがありました。私自身もBlog執筆者であるメンバーも実は問題作成者として関与していたのですが、実際には思ったよりもボリュームのあるテストになっているようでした。元々、WCMまで入れてしまうとかなりカバー範囲が広い製品なので、単一のテストにまとめることの難しさはあったと思うのですが、求められる理解の広さや深さがわかりづらい、というコメントがその他の受験者からは聞こえてきています。これは結構悩ましい問題です。
来月には新しい技術者向けのトレーニングコースがリリースされる予定です。教材の日本語化はすぐには完了しないかもしれませんが、コース自体はリリース後すぐにでも実施したいと考えています。教材は英語であってもコース自体は日本語で行います。これまでは、エンドユーザとしての使い方自体は講座として用意されておらず、システム管理者向けコース、モデリングとカスタマイズのコース、API開発のコースという3部構成を基本としていましたが、API開発のコースの教材が古いバージョンのまま更新されなかったり、昨今のカスタマイズの基本技術であるWebスクリプトが十分にカバーされなかったり、という問題がありました。今後のコース構成ではこれらの問題が解決される予定です。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)