aegif CTO blog: InfoTalk/20111021 - 産業技術大学院大学:
前回の投稿で予告した勉強会へ行ってきました。
結論としては、妙な別題を付けてしまったプレッシャで、うまく喋れませんでした。反省です。大学院という先入観があるためか、10年前の修士論文発表会を思い出しました。思えばあれも情けない発表でした。
別題は、「コードなんて書かなければ書かないほど偉い」と思っている人とのつきあい方、というものだったのですが、これは趣味やバイトでプログラムを書いていた学生が外資系コンサルティングファームでパッケージ導入コンサルティングの仕事につくことで感じた価値観のギャップと、今現在のWeb業界のイノベーションとEnterprise市場のビジネスの連携の弱さというIT業界の問題点を絡めた話をしたい、と思ったからなんですが、うまくまとめきることができませんでした。どこかで再チャレンジしたいテーマではあります。
Technology Populismとソーシャル・モバイル・クラウドの話とか、我々が何故OSSの業務パッケージを扱ってるのか、という話を思い切って削ればよかったのかもしれませんが、そうなると本当に私が何者なのかわけがわからなくなりますし、、、
もう一つの反省点は、つきあい方、の答えをちゃんと伝えることができなかった、というところですね。事前に社内でディスカッションして、意思決定に近いところで仕事しよう、そのためには偉くなるか、フラットな構造の会社を顧客にするか、規模の小さくても付加価値ができる仕事をすれば良い、、、というような話。もう一つが、やはりオリジナルな製品・サービスで勝負しよう、別にWeb業界じゃなくてもそれはできるし国外にも市場はある、というような話。前者は偉そうな感じがして嫌ですし、後者はアジテーション色が強すぎて辛すぎました。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)