[From 日本IBMとIBCSが4月に統合 - ニュース:ITpro]
弊社の創立メンバ4人のうち実に3人の出身ファームであるIBMビジネスコンサルティングサービスがついに日本IBMと統合することになったそうです。
プライスウォーターハウスクーパースコンサルタントという名前の時代に就職活動をし、入社の日にPwCコンサルティングになると聞かされ、監査法人との独立性確保のためにMONDAYに社名変更するというアナウンスに目を疑い、いよいよとなったところで急遽IBMによる買収のニュースを聞く、という一連の流れを思い出します。
ファームの規模が全く違うとはいえ、ここ数年のコンサルティング業界の再編の動きがどういう結果を生むことになるのか、まだまだ先行きは不透明です。アウトソーシングビジネスの比重を高める、成果報酬型プロジェクトを実施する、などのビジネスモデルの転換についてのニュースも一段落したように思います。不景気の間にファームの統廃合が進み、業界全体の構成メンバが多少スリム化された後、結局同じようなビジネススキームが続いていくという見通しを語る方もいらっしゃいます。我々は比較的若いファームだと思うので、いわゆる従来からあるコンサルティングサービスの世界でもまだチャレンジするべき事がいくらでも残っているような気がしていますが、やはり仕事柄どのような意味であれ「同じことを繰り返していく」という方針には抵抗があります。
少しずつでもリスクをとって、自覚的に新しいことにチャレンジしていきたいと思います。
(Ishii Akinori IT−Coordinator)