2009年9月2日水曜日

Alfresco CMIS- Now and Nextの話




[From Alfresco CMIS » Blog Archive » Alfresco CMIS Implementation - Now and Next]

数少ないリクエストにお応えするためにCMISの話を。


とはいえ先日の0.62以後は特に表立った発表はないので、Alfresco BlogのCMIS関連ポストのうち比較的新しいものをご紹介したいと思います。6月24日の記事ですね。


まず、その時点での「今」の話から。だいたい以下のようなことが書かれています。



  • 3.2 LabsのSVN HeadのバージョンでCMIS関連の機能が強化されました。v0.61の必須機能とオプショナル機能の大部分を実装しています。


  • 表面上だけラップしたものではなくエンジンの深いところから対応させています。


  • ActiveVOSのエンジニアにも「Alfresco CMIS Service just works」と高評価を受けました。


  • テストツールも作って品質向上に努めています。他のCMIS実装とも共有できるかもしれません。


  • 特に「売り」なのがクエリ機能です。(Joinには非対応ですが)


  • SQLクエリの中でAlfrescoの新しい全文検索クエリ言語であるAlfresco FTS Languageを使うこともできます。しかも、この言語セットはAlfrescoリポジトリから離れてスタンドアロンでも利用可能です。


そして、「次」の話。



  • とにかく、Alfrescoとしては積極的にCMISに投資しています。


  • CMISのAPIとSURFプラットフォームを活用してAlfresco Share上にレコード管理のアプリケーションを構築しました。


  • これによりAlfresco以外のCMISリポジトリにShareからアクセスする、という図式にも一歩近づいたといえるでしょう。


ということで、技術的には結構面白いことになっているのではないかと思います。個人的にはFTSの方が気になりますが(DocumentumでいうところのDQLのRepeatフィールドみたいなことができるということでしょうか?)、元記事が強調しているのは「次」の方でしょうね。実際、このCMISクライアントとしてのAlfresco製品という取り組みに関しては、専用のスライドまで用意されています。余裕があればこれも日本語化したいですね。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年9月1日火曜日

Blogエディタ変更


Mac OS X用のBlogエディタとして先日まで利用していたkakuではなく、ectoの試用版を使ってみることにしました。


Typepadだけを使っている分にはxml-rpc対応のkakuで十分なのですが、atom APIのみに対応しているサービスも利用してみようと考えているので、双方に対応したBlogエディタが欲しくなってきました。(markdown記法なども使えるkakuは非常に優れたソフトウェアだと思います)


#本当はリクエストに応えてCMISの状況を伝えるべくこのツールを立ち上げたのですが、ネットワークの状況が思わしくなく、CMIS Projectにうまく接続できませんでした。明日あたり、再度挑戦したいと思います。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)



2009年8月29日土曜日

Web Form作成の参考になるサイト Dr. Q’s Workshop


Dr. Q’s Workshop
:







Alfresco WCMのトレーニング時に講師の方からご紹介頂いたBlogがありました。Dr. Q's Workshopです。



最近の投稿はもっぱらAlfresco Tech Talk Liveに関するものばかりですが、過去にはiPhoneクライアントやLearning Alfresco Web Forms by Examplesというシリーズの記事がありました。その名の通りサンプルファイル付きの解説記事になっていてるので学習時には非常に参考になります。(テンプレートやスクリプトは修正してすぐに試せるので、サンプルがあると学習速度が格段に上がるのではないかと思います)



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)







2009年8月27日木曜日

Alfresco Shareの日本語化

最近各方面から問い合わせを頂くので、Alfresco Shareのメッセージ日本語化について簡単にご紹介したいと思います。



まず、非常に残念な事実からお話をはじめなければなりません。Alfresco Shareはまだ十分に多言語化されているとは言い難い状態です。Alfrescoの標準クライアントである、Alfresco Explorer(以前はAlfresco Webクライアントと呼んでいました)の場合はログイン時に言語を選ぶことでUIメッセージの言語を変えることが出来ますが、現時点のAlfresco Shareではそういった機能は提供されていません。実は前バージョンまではロケール毎に別のメッセージファイルを持つこと自体ができなかったので、英語メッセージを日本語で置き換えるという処置をしていました。



また、現時点ではshare/WEB-INF/classes/alfresco/message直下は_ja_JPではうまく選択されないため、他のメッセージファイルと違って_jaだけをサフィックスとして追加した状態でデプロイする必要があります。



Shareのメッセージファイルは各Webscriptの単位で区切られたフォルダに分散して格納されているため、ランゲージパックのファイルのコピーも少し面倒になっています。(特に、フォルダコピーが置き換えになるMacのFinderでは厳しいです) そのため、現在のランゲージパックも以前から英語メッセージの置き換えのために同梱していたシェルスクリプトを同梱した状態で公開しています。



また、公開しているランゲージパックは無償版の最新リリースにあわせて作成した初版なので、Enterprise用の品質チェックを通したものではない、ということと、Alfresco Share自体のメッセージファイルのリソースバンドル化がまだ十分ではないという2つの理由から、現時点での日本語UIにはまだ不自然なところが残っています。お気づきの点があれば是非メールやフォーラムへの投稿でフィードバックしてください。



よろしくお願いします。



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)







2009年8月26日水曜日

仮想化を巡る動き、SpringSource続報 InfoQ: SpringSource Cloud Foundryが公開される


InfoQ: SpringSource Cloud Foundryが公開される
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先日、ここでも取り上げたVMWareによるSpringSourceの買収ですが、さっそく次の動きが見えてきましたね。

SpringSourceがCloud Foundryの買収とSpringSourceの名を冠したSpringSouce Cloud Foundryという製品の概要を発表しました。

Cloud FoundryはSpringベースのJavaアプリケーションやGrailsアプリケーションをAamazon EC2クラウドにデプロイし管理するツールを提供しています。今後はSpring Tool Suite、Roo、Mavenなどによるビルドにも対応させていく予定だそうです。

Springベースのアプリケーションの管理手法が整備されていく流れが綺麗に描かれていると感じますが、実際にVMwareとのシナジーが出て、”プライベートクラウド”へのアプローチが明確化されるのはもう少し先なのかもしれません。如何にもバズワード、な感がある「仮想化」「クラウド」ですが、我々も立場上真面目に評価のフレームワークを考えておかないといけません。(仮想化されたJVMで従来のJ2EEアプリの延長にあるソフトウェアを動作させるという方法と、初めから分散環境に特化した技術で1からソフトウェアを書き起こすという方法の対立は、RDBMSとXMLDB/OODBの対立に近いものがあると思います。なので、そこをとりあえずの出発点と考えています。が、この対比についてはすぐボロが出そうなので、Blog上は深追いするとしても別の機会にします)

いずれにしてもすぐ結論がでるようなことではないようですね。元記事でもVMWareについては、”リソースが増えた”って側面にまず触れる形のようですし。

��文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)

コンテンツ移行の負荷を決める要因PCM.Blog » Factors Impacting Content Migration



PCM.Blog » Factors Impacting Content Migration



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PCM.Blogでコンテンツ管理システムのデータ移行についての記事があがっていました。こうしたまとめがあると、プロジェクトの時に検討の抜け漏れのチェックができて便利ですね。




  • 移行元のコンテンツ

  • コンテンツの型(タイプ)

  • コンテンツの品質

  • コンテンツの量

  • 移行先のシステム

  • 変換もしくは価値の付加

  • ユーザとロール

  • 自動化の余地

  • ロールアウト計画(スケジュール)

  • 並行運用

  • インフラと回線品質



「コンテンツの品質」や「インフラと回線品質」などは評価が難しいところですね。このあたりのフォローは経験が活きる領域だと思います。(方法論にのっとって分析から流していく流れに載りづらい、という意味で個人的に「要注意」という印象を強く持っているだけのような気もしますが)



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)







2009年8月24日月曜日

最良のライセンス形態、についてのディベート

FOSSLC Brings Together Open Source Thought Leaders to Educate and Entertain Regarding the Importance of Licensing:







Alfresco社、Eclipse ファウンデーション、Coverity社、Ingres社そしてカナダの法律事務所であるGowlingsがスポンサーとなって、“Which Open Source License Is the Best”というディベートを行うそうです。AlfrescoのWebサイトに告知が出ています。8月31日、場所はオタワだそうです。(さすがに気軽に参加できるイベントではありませんが、面白い試みだと思うので、記事のご紹介だけ)



イベント自体はThe Free and Open Source Learning Center (FOSSLC)が主催するようですね。



論者のプロフィールも紹介されているのが、簡単に日本語化して書いておきます。



Matt Assay氏。Alfresco社のVPでオープンソースビジネスストラテジスト、です。ここではあまりくどくど紹介する必要もありませんね。この議論を通じて、ビジネス上適切なライセンスを選択するためのガイドポイントを確立していきたい、と発言しています。(イベントの公式サイトではGPLの立場からの発言を期待されているようですね)



Mike Milinkovich氏。Eclipseファウンデーションのエグゼクティヴディレクタです。恐らくはEclipse Public License(EPL)を代表する立場から発言することになるのではないかと思います。自由であることがキーになっていることはすでに広く同意が取られていると思うが、オープンソースのライセンス形態についてはまだまだ議論すべき多くの「ニュアンス」がある。ライセンスの選択から派生するビジネス上の価値についても、こうした議論から学ぶべきことは多いだろう、というようなコメントを寄せています。



David Maxwell氏。Coverity社のオープンソースストラテジストにしてNetBSDファウンデーションのボードメンバです。当然、BSDライセンスを代表する発言が期待されているということになるでしょう。プロプライエタリとの違いについてもまだ十分に世の中に認識されているわけではない、という認識や、BSDライセンスを代表することにはなるだろうがそれだけに拘るわけではなくこの議論に取り組んでいきたい、というコメントを表明しています。



その他司会(GowlingsのThomas Prowse氏)や審判を務める4人についても、イベント公式サイトで紹介されているようです。



後で、結果の共有資料などが出てくることがあればまたご紹介したいと思います。



(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)