2009年11月20日金曜日

8 Things SharePoint 2010 Needs to Be a True ECM System - Digital Landfill


For SharePoint 2010 to become the ECM category killer and truly threaten the market share of Open Text, EMC Documentum, IBM FileNet and others, the new version should have the following eight things:

[From 8 Things SharePoint 2010 Needs to Be a True ECM System - Digital Landfill]

8 thingsシリーズから「SharePoint 2010が真のECMシステムになるためには何が必要か」という記事をご紹介したいと思います。



  1. 永続リンク


  2. 1ソースマルチユース


  3. レコードマネジメント機能の改善


  4. メタデータ管理機能の改善


  5. 検索テンプレートと結果の保存


  6. アクセス管理(セキュリティ機能)の改善


  7. 使いやすい監査証跡機能


  8. さらなる業務システムとの連携


以上の8つがあがっています。


単純にECMを名乗るためには性能が足りないとか機能が足りないという話ではなく、実際に従来のSharePointを使いながらその他のECMとのギャップを解決してきた人の立場からの提言になっています。例えば、アクセス管理(セキュリティ機能)のところでも、すでにSharePointには十分強力な制御機構が備わっているが、実際の要件にあわせて権限の割当をおこなっていこうとすると、非常に手間がかかってしまう、という点を指摘しています。


永続リンクに関しての記述からは、SharePoint 2007では個別のコンテンツにユニークなURIを当てはめて外部とリンクをとることができなかったという点を大変重視しているということが読み取れます。通常のECMであれば各コンテンツにはユニークなIDがついているので、それをキーにしてやればいいがSharePointはパス名的な位置情報をからめたIDを使ってしまうので同じ感覚で使おうとすると難儀する、ということのようです。確かに他システムとの連携時に場所とIDが分離されていないのは少し苦しい物があるかもしれませんね。


2010に対する期待がいろいろな角度から表明されているという現状がよくわかりました。


#告知:私たちはMicrosoft SharePointの競合製品でもある英国Alfresco Software社のAlfrescoというオープンソースECM製品をAlfresco社とのパートナーシップに基づいて取り扱っています。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)