2009年12月1日火曜日

8 Things to Consider when Looking at ECM Consultants - Digital Landfill


Content Management outsourcing is gaining popularity, particularly due to the various options that are available to those who are seeking assistance - such as project-based consulting or staff augmentation.

[From 8 Things to Consider when Looking at ECM Consultants - Digital Landfill]

数日前の予告通りに8 thingsシリーズの紹介をしていきたいと思います。「ECMコンサルタントを評価するための8つのポイント」といったところでしょうか。国内ではECMのコンサルタント、と呼ばれる存在はメジャーなものではありません。大手コンサルティングファームの「何でも屋」以外でベンダフリーのサービスを展開しているのは、うち以外では大和さんくらいしか心当たりがないです。もちろん、弊社もコンサルティングファームかつECMスペシャリストを複数人抱える企業ではありますが、Alfrescoに対するコミットが大きいので胸をはってベンダフリーとは言いづらいものがあります。(「Alfrescoではない製品を使った方が良いと思われるケース」はかなり厳密に識別しているつもりですが、そこに当てはまる事例が少なすぎてほとんどの場合はAlfrescoが最適解であると言わざるを得なかったりします。2009年11月現在。)


では、以下元記事に挙げられているポイントと具体的なチェックの方法を紹介していきます。



  1. 経験 … あなたの業種、業界、今抱えている特定の課題、想定されるシステム規模などについて経験を持っているか


  2. 方法論 … ECM導入の方法論を有しているか。プロジェクト文書の雛形を示すことができるか。複雑なプロジェクトをその方法をんをつかって取り回した実績はあるか


  3. 期間/予算にあったサービスを提供できる能力 … 文字通りの要件だが、残念ながら非常に多くのコンサルタントがこの観点で不合格となる(具体的なチェック方法の記述なし)


  4. (財務的)安定性 …  長期的なサポートをする能力があるか、柔軟なSLAオプションを提供しているか、管理者向けトレーニングがあるか、要件が変わった時にエンハンスやリプレースを実行する能力があるか、人材の流動性が高くないか、対象領域に対して複数のエキスパートを擁しているか


  5. 業界での評判 … 何らかの賞を受賞しているか、業界イベントに参加しているか、オンラインコミュニティでの活動を行っているか


  6. ソフトウェア業界との親和性 … スタッフ各人が資格や認証を得ているか、その認証は今なお有効か、ソフトウェア企業の様々な階層とコミュニケーションを取れているか、Partner Advisory Councilの一員か


  7. ドキュメンテーション能力 … サンプルを入手する、「ボイラープレート」型のテンプレートを確認する


  8. あなたの組織との相性 … プリセールス担当がプロジェクトメンバとして参画するか、しない場合はとにかく面談を

もちろんこのリストの妥当性そのものもよく考えないといけないのでしょうが(AIIM系なので、業界団体的な活動を重視している部分なんかはニュートラルじゃない可能性がありますよね)、ざっと見渡してみて、自分たちがどういった評価をされるのかを考えなおさないといけないな、と感じました。

(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)