2009年9月28日月曜日

SharePointからGoogle Sitesへ


The Google Sites Data API has just been announced. But there's been a Google Apps Data API for awhile. One vendor has used this API to design a migration solution called SharePoint Move for Google Apps.

[From Google Goes After SharePoint with New Sites API]

Google SitesのAPIがバージョンアップし、コンテンツモデルに対するCRUD操作がやりやすくなっています。元記事はSharePointとの関係性を軸に紹介していますが、Web上にコンテンツを格納できてRESTful APIを使ってそのコンテンツに対する操作を行うというモデルはAlfrescoとも無縁ではありません。(CMIS一般の興味と考えるべきかもしれませんが)


Google SitesのData APIではなく、Google AppsのData APIを利用して、SharePointからGoogle Appsへ移行を行うプログラムを提供している会社もありますが、こういうAPIが普及してくると、単純にSharePointの標準機能を使って管理されているデータを移行するだけでなく、その上に構築されているアプリケーションなども移行対象に入ってくることになるんでしょうね。数年後には今のようにNotesやDocumentumなどをベースにしたアプリケーションの「新しい技術によるリプレース」だけでなく、SharePointからの「オープンな標準によるリプレース」の提案もしていかなければならなくなりそうです。


(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)