Digital Landfill: 10 Fast Facts About Document Management Value — Digital Landfill:
こんにちは。aegif 技術担当役員の石井です。
8thingsシリーズのどれかをご紹介しようと思ったのですが、10 Fast Factsというのが目についたので、そこから手を付けてみたいと思います。2008年10月の投稿ですね。元々は富士通のスキャナ事業部のPam Doyle氏のプレゼンからの抜粋のようです。Doyle氏はAIIMのECMとERMのトレーナとしても活躍されきた方とのことです。
1.企業からみた場合、1つの文書を見付けるためには20ドル、その文書が間違った場所に保管されていた場合には120ドル、消失した文書を再作成する場合は220ドルの労務費がかかる。
2.全文書のうち7.5パーセントは意図せず消失してしまっている。それ以外のもののうち3パーセントは間違った場所に保管されている。
3.専門家はその労働時間の5から15パーセントを文書を読むことに費やしている。しかし、そのうち半分くらいはその文書を探すために浪費されている時間である。
4.平均的な文書は19回コピーされる。
5.全米規模で考えると実に4兆を超える紙文書が存在している。そして毎年22パーセントの率で増え続けている。(プライスウォーターハウスクーパース調べ)
6.2007年時点では、一般的な企業人は1日18MBのメールを受信している。この数値は2011年までには28MBぐらいまで増える見込みである。
7.平均的な1日のメールの件数は送受信をあわせて約133通である。(Radicatiグループ調べ)
8.通常のFAX機は1台につき年間6,200ドル程度コストがかかる。(Captaris調べ)。手作業でFAXを送信する作業は1文書につき約8分である。
9.郵便の平均的なコストは8ドルから15ドルである。(「1パッケージあたりの郵便コスト」ということですが、パッケージと文書の単位の関係はよくわかりませんでした。)
10.オフィスのスペースのコストが19%アップした。(2008年 Office Space Across the World調べ)
どこかで聞いたことがありそうな数字もありますが、多くの人にとってそれなりに新奇性がある事実も含まれているのではないかと思います。
こういった数値をもとに何故ECMが現代的な企業システムにとって必須のモジュールであるかを示すような資料を作りたいと数ヶ月前から考えているんですが、まだ着手すらできていません・・・
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)